11月7日は第35節浦和レッズ戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は1−0で勝利です。
鹿島らしい試合巧者ぶりが光る内容でした。
これでリーグ戦は3連勝で4位に順位を上げました。
残り3試合最後まで目が離せない展開です。
まずは試合を振り返っていきます。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォン スンテ
DF32 常本佳吾
DF33 関川郁万
DF28 町田浩樹
DF2 安西幸輝
MF20 三竿健斗
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF7 ファン アラーノ
MF17 アルトゥール カイキ
FW8 土居聖真
FW18 上田綺世
前節と同じスタメンで臨みます。
ホームの鹿島は立ち上がりから積極的に仕掛けていきます。
開始16秒で土居が左足のコントロールショットを放ちますが、西川周作に横っ飛びで弾かれてしまいます。
その後も球際で強さを見せ自分たちのペースで試合を運んでいきます。
22分に安西が左サイドをドリブル突破し左足のクロスにアラーノがヘディングで狙いますがバーを越えました。
そして先制に成功します。
36分に右CKをアラーノがアウトスイングで入れます。
これを町田が競り高く上がったボールを上田がシュート性の折り返しをします。
三竿、関川とボールが流れ最後は大外の土居が右足で詰めました。
そしてこのゴールがクラブのリーグ通算1700得点目となりました。
しかも土居は1300点目と1500点目のメモリアル弾も決めておりここぞで得点を奪っています。
鹿島は安西の左サイドを中心にほぼ浦和陣地でボールを回すという前半でした。
さらにシュート数が鹿島13本、浦和0本という対照的な内容でした。
後半も変わらず鹿島が積極的に攻撃にいきます。
47分には土居のカットからのパスでアラーノがGKと1対1になるもシュートは西川に阻まれます。
57分にカイキから和泉竜司に交代です。
そして58分はアラーノの左からのFKに関川がフリーで頭で合わせますが西川の正面でした。
69分には関川が自陣で奪ってからすぐに上田に縦パスを出します。
これを上田が仕掛けて右足で強烈なシュートを打ちますが、西川が足でセーブをします。
その試合は西川が当たっており他のGKであったならもっと得点が決まっていたでしょう。
72分に土居、上田から荒木遼太郎、エヴェラウドを投入します。
しかしこの辺りから浦和のペースになりほぼ押し込まれる展開になります。
それでも集中しており最後のところはやらせません。
88分にアラーノから犬飼智也に交代し5バックにして守備固めです。
そしてどうにか逃げ切りに成功しました。
鹿島は8月28日第27節横浜F・マリノス戦以来のクリーンシートでした。
徐々に町田、関川のCBコンビにも風格が出てきており来季以降が楽しみです。
今季の残りの対戦相手は大分トリニータ、サガン鳥栖、ベガルタ仙台の3試合になりました。
強豪との対戦はなく3連勝したいです。
現在3位のヴィッセル神戸とは勝ち点5差です。
そのため神戸が2勝してしまえば鹿島の3位は消滅してしまいます。
他力本願になってしまいましたが自分たちでやれることをやって結果を待ちましょう。
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