第4節ヴィッセル神戸戦を振り返って【CBの頑張りで2試合完封勝利】

鹿島アントラーズ

3月11日は第4節ヴィッセル神戸戦がノエビアスタジアム神戸で行われました。

結果は2−0で勝利です。

正直内容的に良いものではなかったかもしれません。

それでもきっちり得点し守備も最後まで集中を切らさずに完封できました。

泥臭くても連勝できたことは非常に大きな意味を持ちます。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF15 ブエノ
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF10 荒木遼太郎
MF8 土居聖真
FW18 上田綺世
FW40 鈴木優磨

コロナの陽性者3名と濃厚接触者1名が出てしまい苦しい台所事情でした。

その中で注目はブエノです。

ブエノは鹿島復帰後、昨年2021年9月11日第28節アビスパ福岡戦以来2試合目の出場でした。

試合は開始6分に中央付近から上田が右足で強烈なミドルを打ちます。

枠を捉えていましたがGK飯倉大樹の正面でありCKに逃れられてしまいます。

しかし7分のこのコーナーキックから先制点が生まれます。

樋口のインスイングのCKはDFにクリアされます。

これを常本がクロスを上げるとブエノが頭で折り返し最後は三竿が頭で押し込みました。

空中戦に強い菊池流帆が付いていましたがその上から叩き込む打点の高さがありました。

CB2人で決め切った素晴らしいゴールで幸先よくスタートします。

その後はやや神戸ペースではありましたがうまく試合を運んでいきます。

神戸はオフサイドで取り消しになったシュートや山口蛍のボレーシュートなど見せ場はありますがネットは揺らせません。

鹿島も反撃に出て42分に浮き球のパスに上田が菊池と競り勝ちGKと1vs1になります。

しかし左足のシュートはGKと近かったため体に当てられゴールになりません。

早い時間に先制したためある程度構えながらの前半でした。

後半も同じような展開は続きます。

そこで51分に樋口に代えて中村亮太朗を投入です。

するとすぐに追加点が入ります。

54分に相手からボールを奪うと土居が素早く前線にクロスを上げます。

上田が菊池に潰されながらもうまく落とします。

これを走り込んだ鈴木がダイレクトで豪快に蹴り込みました。

ちょうどこの試合が鈴木にとってJ1リーグ100試合目であり記念すべき試合でゴールを決めます。

56分にはピトゥカのスルーパスが上田に通ります。

上田はここから縦に仕掛け、菊池を振り切り左足でシュートを打つもはわずか右に外れました。

この後から徐々に試合は間延びしていきます。

そこで71分に荒木、鈴木から仲間隼斗、染野唯月に交代です。

交代直後の75分に左の仲間の折り返しに染野が左足で狙いますがGKに足で弾かれます。

染野は絶好機であり決めておきたい場面でした。

83分に土居、上田に代えて和泉竜司、ファン アラーノを投入し試合を終わらせにかかります。

神戸も得点を狙うため菊池と途中出場の槙野智章を前線に上げパワープレーに出てきます。

三竿、ブエノがきっちり跳ね返し相手にチャンスを与えません。

ほぼ防戦一方でしたが全員が守り切るという共通認識がありうまく対応できていました。

もう少しボールを持ちたかったですが最後まで集中し2−0で勝利です。

これで2試合連続の完封勝利となりました。

守備が不安視される中でどうにか結果が出ています。

本日レネ・ヴァイラー監督が来日しました。

おそらく試合は見ることはできていないと思いますがいい結果を届けることができました。

これで岩政大樹コーチのリーグ戦の指揮は終了です。

川崎フロンターレには負けましたが4試合で3勝1敗の勝ち点9です。

優勝ラインに乗せる結果を残してくれて感謝しかありません。

残すは3月15日のルヴァン杯第1節大分トリニータ戦のみです。

岩政監督代行の最後の試合も勝ってレネ監督に気持ちよく引き渡しましょう。

【2022年リーグ戦ゴール、アシスト】

ゴール
上田綺世 2
鈴木優磨 2
荒木遼太郎 1
三竿健斗 1

アシスト
ディエゴ・ピトゥカ 1
土居聖真 1
荒木遼太郎 1
常本佳吾 1
ブエノ 1
上田綺世 1

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