鹿島アントラーズが横浜FCに3−2で逆転勝利し連敗を2で止めました。
本当に危ない試合でしたね。
ただこういった勝利はチームに勢いがつきます。
前半は0−2で負けておりどうなることかと思いましたが交代策が見事的中した試合でした。
荒木、松村は貴重なジョーカーになっており数年後必ず鹿島の顔になる選手になるでしょう。
サッカーでは『2-0は危険なスコア』というフレーズをよく聞きます。
実際に逆転されることは多いのでしょうか。
Jリーグで2015年から2019年に2−0になったシュチュエーションは1,337試合ありました。
そのうち逆転したのは39試合で割合で言うと約2.9%でした。
またイングランドプレミアリーグも1992年から2017年までで2−0の状況は2,766試合あり逆転は73試合で約2.6%でした。
おおよそ日本も世界も同じような割合であり2点差をつけられれば勝つ可能性は限りなく低くなります。
このような言葉が浸透したのは0−2から勝つのはあまりにインパクトがあるからなのでしょう。
また勝っている側からしたら2−0から負けるのはショックが多きすぎるからだと思います。
日本代表も2018年ロシアW杯の決勝トーナメントで2−0からベルギーに逆転されましたね。
おそらくずっと語り継がれる試合でしょう。
果たして鹿島ですが0−2からの逆転勝ちは過去にどれほどあったのでしょう。
2019年は0試合。
2018年も0試合。
やはり滅多にある試合ではなさそうです。
そして2017年は2試合もありました。
第4節 清水エスパルス戦
0−2から3−2で逆転勝利。
第26節 アルビレックス新潟戦
0−2から4−2で逆転勝利。
こちらは2試合ともアウェイでした。
2016年は0試合。
2015年は1試合ありました。
2ndステージ第7節 ベガルタ仙台戦
0−2から3−2で逆転勝利
元鹿島の8番野沢拓也の2ゴールでリードを許すも現鹿島の8番土居聖真の同点弾、逆転弾で勝利した試合でした。
この試合がカシマサッカースタジアムでしたのでホームでの0−2からの逆転勝利は5年ぶりとなりました。
やはりデータ通り0-2からの逆転試合は年に1回あるかないかの記録でした。
また今年はアディショナルタイムのゴールが多いですね。
第8節 大分トリニータ戦(伊藤翔)
第10節 ヴィッセル神戸戦(荒木遼太郎)
第12節 ガンバ大阪戦(犬飼智也)
第13節 柏レイソル戦(土居聖真)
第18節 湘南ベルマーレ戦(ファンアラーノ)
第21節 横浜FC戦(小泉慶)
ここまで6点もありました。
リーグ戦の総得点が34点なので約18%をアディショナルタイムの数分間で決めていることになります。
さらにルヴァン杯でもあります。
第2節 川崎フロンターレ戦(伊藤翔)
試合数で言えば公式戦26試合で7試合目なのでかなり多いです。
今節の横浜FC戦は0-2からの逆転でしかも決勝点がアディショナルタイムという劇的な勝利でした。
勝ったことはよかったですが次節以降は安定した内容を期待したいです。
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