2020年12月19年鹿島アントラーズの2020年シーズンが終了しました。
2016年、2018年はクラブワールドカップがあり、2019年は天皇杯決勝がありました。
そのため年末年始まで試合があることに慣れていた気がします。
シーズンが終わり1ヵ月ほどしか経っていませんが時が経つのが遅いです。
まだ開幕まで1ヵ月もあると思うと長いです。
ただそれでもコロナによりシーズンが押したため通常よりも2週間遅い閉幕でした。
元々のJ1最終節は2020年の12月5日の土曜日でした。
もし通常通りで天皇杯も敗退していたら本当に長い間鹿島不足になるところでした。
そして2021シーズンのチームが1月20日に始動しました。
優秀な新卒選手に加えアルトゥールカイキ、ディエゴピトゥカと実力者2人が加わりました。
昨年のベースとなる選手は残っているため更なる戦力アップです。
そのためどうしても今年は例年より期待してしまいます。
2020年のJリーグの最終成績は勝ち点59で5位でした。
内訳は18勝5分け11敗で得点55、失点44の得失点差11となっています。
まずはこれまでの鹿島の平均成績を振り返ります。
2005年以降の34試合1ステージ制になってからの各平均値を出してみました。
(2015年、2016年は2ステージを合算し順位は勝ち点で計算)
順位 3.31位
勝ち点 60.06
勝利 17.63
引き分け 7.56
敗戦 9.19
得点 55.63
失点 36.69
こうして見ると2020年の成績は失点が少し多かったですがほぼ平均値です。
ザーゴ新監督になりリーグは4連敗スタートでした。
そのことを考えればよく帳尻を合わせてきたでしょう。
ただ優勝争いに全く絡めずに終わったことは非常に残念です。
通常優勝するには勝ち点は試合数×2が目安になると言われます。
Jリーグは34試合制なので勝ち点70くらい取れれば優勝ラインに乗ってくることになります。
ただ去年は降格がなかったため、今年は2チーム増え20チームでのリーグ戦になります。
そのため試合数は38試合です。
言い方は悪いですが2チームは本来であればJ2レベルのクラブです。
そのクラブとのホーム&アウェイの4試合は絶対に勝ちたい試合です。
この点を考慮すると今年の優勝勝ち点ラインは82前後になってくると予想されます。
去年の川崎は34試合制で勝ち点83を稼いでいます。
流石に今年はACLがあり他チームも研究してくるのでここまでの好成績は出してこないでしょう。
優勝は他チームとの兼ね合いなので何とも言えませんが目標にしたい数値であります。
そして1月22日に2021年の全日程が発表されました。
ざっくりと確認するとリーグ戦は前半戦は強敵はあまりいません。
開幕戦から第12節横浜FCまではできる限り勝ち点を伸ばしたいです。
その後の第13節FC東京からオリンピック中断までの第22節柏レイソルまでが勝負になると思っています。
この間に上記の2クラブ以外に横浜F・マリノス、セレッソ大阪、川崎フロンターレ、名古屋グランパスといった優勝争いをしそうなクラブとの対戦が犇めいています。
ここで勝ち点を稼げれば後半戦を有利に進められます。
中断明けの第23節湘南ベルマーレから第28節アビスパ福岡までも勝ちたい試合が多いです。
そしてまた第29節ガンバ大阪からは強豪が多くなります。
1年を通じてずっと勝ち続けることはできないので調子がいい時にできるだけ連勝したいです。
また下位クラブでの取りこぼしは極力避けたいです。
今年の日程では優勝するには先行逃げ切り型になると思います。
新外国人選手は入国制限があり合流がどうなるか不透明なところがあります。
まずは去年のメンバーで前半を乗り切り、新戦力がフィットしてきた5月から7月の中断までにできるだけ貯金を作りたいです。
またルヴァン杯ですがこちらはコンサドーレ札幌、アビスパ福岡、サガン鳥栖と同じAグループに入りました。
ホーム&アウェイなので移動は大変ですがいいグループに入ったと思います。
まずはグループステージで2位以内に入ってきっちりプレーオフステージを制し、プライムステージに進んでほしいです。
ルヴァン杯も重要なタイトルなので必ず獲得したいですね。
新国立競技場で優勝カップを掲げるところを見たいです。
理想通りにいくとは思えませんが創設30周年を有終の美で飾れるよう応援しています。
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