9月15日にドイツ・デュッセルドルフで行われる日本代表30名が発表されました。
今回のドイツ遠征はカタールW杯のメンバー発表前最後の活動です。
9月23日にアメリカ代表、9月27日にエクアドル代表と2試合を戦います。
森保一監督はこれまでメンバーを固定化する傾向がありました。
そのため基本的には今回のメンバーのほとんどがW杯本大会に選ばれることが想定されます。
まずは今回選ばれた30名は以下の通りです。
GK
1 川島永嗣(ストラスブール/フランス)
12 権田修一(清水エスパルス)
23 シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)
30 谷晃生(湘南ベルマーレ)
DF
5 長友佑都(FC東京)
22 吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
19 酒井宏樹(浦和レッズ)
3 谷口彰悟(川崎フロンターレ)
2 山根視来(川崎フロンターレ)
20 中山雄太(ハダースフィールド/イングランド)
16 冨安健洋(アーセナル/イングランド)
28 伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)
4 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)
MF/FW
8 原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)
7 柴崎岳(レガネス/スペイン)
6 遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
14 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
10 南野拓実(モナコ/フランス)
9 古橋亨梧(セルティック/スコットランド)
13 守田英正(スポルティング/ポルトガル)
15 鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
27 相馬勇紀(名古屋グランパス)
18 三笘薫(ブライトン/イングランド)
25 前田大然(セルティック/スコットランド)
24 旗手怜央(セルティック/スコットランド)
21 堂安律(フライブルク/ドイツ)
26 上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)
17 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
29 町野修斗(湘南ベルマーレ)
11 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
メンバーを見てもおおよそ順当と言えるのではないでしょうか。
その中で気になるのが今回は背番号も一緒に発表されたことです。
今回のカタールW杯のメンバー数は26名に拡大されています。
背番号1~26の選手がほぼ当確でしょう。
そして背番号27〜30の4選手は当落線上にいるように思います。
後は森保ジャパンの常連であった大迫勇也、浅野拓磨、板倉滉の怪我人3選手の状態です。
大迫の故障具合は不明ですが、浅野が右膝内側側副靭帯断裂、板倉が左膝内側靭帯の一部断裂により復帰はW杯直前になります。
森保監督は「本大会には治って選考対象になる状態」と話しているので復帰できれば招集の可能性は高いです。
そうなると代わりに落選するのは誰になるかです。
まず板倉は瀬古との争いになるでしょう。
ただ板倉はセンターバック以外にもボランチもできます。
冨安が怪我がちなこともあり出場機会も増え序列が上がってきました。
貴重なバックアッパーなので板倉の招集はほぼ間違いないです。
次に浅野です。
スピードタイプであり被るのは古橋か前田になります。
古橋はセルティックで得点を取れているため前田との争いになりそうです。
森保監督はサンフレッチェ広島出身なので元広島の教え子である浅野を招集するような気もします。
しかしFWはその時の調子や勢いが選考に影響してきます。
直前に前田が爆発すれば最後までどちらを選ぶかわかりません。
最後は大迫です。
間違いなく今年の初めまではFWの軸でありメンバー選出は当確と思われていました。
それがヴィッセル神戸の不調や自身の度重なる怪我でコンディションを落としていきます。
Jリーグでもそれほど目立ったプレーができなくなりました。
怪我から復帰できたとしても確実にメンバー入りできるかは不透明です。
その大迫のようなポストプレータイプが今の日本代表にはいません。
現状では上田と町野がライバルになりそうです。
ただ町野はいくらJリーグで調子がいいと言っても世代別の代表にすらなっていません。
国際舞台で未知数でありいきなり世界最高峰のW杯に連れて行くのもギャンブルです。
そうなると上田との一騎打ちになるかと思います。
上田もセルクルで苦しんではいますが今回メンバー入りをしました。
森保監督からは継続的に招集されているのでどうにかメンバー入りをしてもらいたいです。
今のところいつW杯本大会のメンバーが発表されるか公表されていません。
W杯が11月20日に開幕するのでおそらく10月末には発表されそうです。
残りの1ヵ月は所属クラブで結果を出すしかありません。
FWには得点という目に見えるアピールができます。
上田にはクラブで活躍しメンバー入りしてW杯の舞台で大暴れしてもらいたいです。

コメント