2022年1月4日に町田浩樹のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズへのレンタル移籍が発表されました。
そこから早くも半年が過ぎました。
日本と欧州リーグは半年ズレているため町田はオフがなくそのままシーズンインをしています。
その移籍先のロイヤルは昨季2021-22シーズンでレギュラーシーズンを1位で終えます。
プレーオフで失速し1934-35以来の優勝を逃すも2位という好成績を収めました。
途中加入にも関わらず町田は試合に絡むことができました。
半年で11試合(736分)に出場し1アシストでした。
初の海外でのプレーで退場した試合もありましたが色々経験ができたのではないでしょうか。
準レギュラーでしたが確かな手応えを掴んだ半年であったと思います。
同じベルギーリーグでは同じクラブの三笘薫がインパクトを残します。
29試合出場で8得点3アシストと流石の活躍を見せました。
またKRCヘンクの伊東純也も49試合出場で8得点19アシストとベルギーリーグを代表する選手の一人となっています。
三好康児(ロイヤル・アントワープ)や森岡亮太(シャルルロワ)も上位クラブでレギュラーとなっており日本人の評価が高い国です。
攻撃の選手はどうしても目立つため取り上げられやすくなります。
町田はCBのためなかなか評価がされづらいです。
そうなると無失点試合を多くするか優勝するかしかありません。
町田は190cmの左利きのセンターバックと世界的に見ても稀な身体的能力を持った選手です。
高さだけでなくフィードもうまくラインコントロールにも長けています。
まだチームの評価もそこまで高くなくアピールしていきたいところです。
能力を発揮できればベルギーならどこのクラブでもレギュラーになることはできると思います。
そして今季のベルギーリーグの開幕が近づいています。
サンジロワーズは日本時間で7月24日3:45からシントトロイデンとの開幕戦を戦います。
シントトロイデンはシュミット・ダニエル、橋岡大樹、香川真司、林大地と4人の日本人選手が所属しています。
日本でも注目される試合になると思うのでぜひ出場してチームの勝利に貢献して欲しいです。
そして今季こそプレーオフを制し年間チャンピオンを獲得して欲しいと思います。
レンタル期間は2023年6月30日なのでちょうど今シーズンが終わるまでです。
果たして完全移籍になるのでしょうか。
はたまた別の国のリーグやクラブにステップアップするのでしょうか。
それとも鹿島に復帰することになるのでしょうか。
町田のサッカー人生にとって非常に重要な1年が始まります。
ぜひ自分の力で納得する未来を勝ち取って欲しいです。
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