3月26日はルヴァンカップ第3節ガンバ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は4−1での逆転勝利です。
ルヴァン杯はここまで1分1敗とグループステージ突破に向けて絶対に勝たなければいけない試合でした。
その試合で結果が出てよかったです。
これでリーグの湘南ベルマーレ戦に続き2試合連続の逆転勝利です。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF6 三竿健斗
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF11 和泉竜司
MF17 アルトゥールカイキ
MF33 仲間隼斗
FW7 ファンアラーノ
FW40 鈴木優磨
A代表の上田綺世、U-21日本代表の荒木遼太郎、松村優太が不在での一戦です。
勝つしかない試合だったためリーグ戦メンバーとそれほど入れ替えずにきました。
しかしいきなりの失点から始まる波乱の幕開けです。
4分に右サイドで繋がれパトリックがクロスを上げます。
ファーサイドの藤春廣輝がヘディングシュートも右ポストに当たりパトリックの前にはね返ってきます。
これを左足でつめられて先制を許してしまいました。
あまりに早い失点です。
その後はボールをキープしますがガンバがうまくブロックを引きます。
その外側でボールを回すことになりなかなかチャンスは作れません。
打開策が見つからないまま時間だけが過ぎていきます。
ようやく前半アディショナルタイムにチャンスを掴みます。
左サイドでアラーノがクロスを上げると中でカイキが合わせます。
混戦からのシュートはバーに当たり最後は昌子源にクリアされてしまいました。
そして後半は開始早々ビッグチャンスがあります。
46分に右サイドからアラーノが低いクロスを上げるとクリアされカイキの目の前にきます。
これを強烈なシュートで狙うもわずか枠の左です。
すると50分にアラーノから中村亮太朗に交代です。
ここから鹿島の攻撃が加速します。
52分に左CKを樋口がインスイングの綺麗なボールを蹴り込みます。
ファーにいた三竿がうまく頭で合わせ同点です。
ワンバウンドされたボールがちょうどGKの触れない位置に飛んでくれました。
その後は鹿島は右サイドを中心に攻撃を組み立てていきます。
それが66分にようやく身を結びます。
右から樋口のクロスに鈴木がゴール前に入り込みます。
そして右足で合わせついに逆転です。
73分にはまたしても左CKを樋口がインスイングの綺麗なボールを蹴り込みます。
ゴール前でで関川が完璧なヘディングシュートで追加点です。
昌子の前でこれぞ鹿島のCBというような得点でした。
74分には鈴木から染野唯月に交代します。
さらに87分に足をつった常本、カイキから小田逸稀、ブエノで試合を終わらせに入ります。
2点のリードがあったため守備重視で残り時間を使うかと思われましたがさらに得点が入りました。
90分に樋口の右からのFKに染野がこれまたドンピシャのヘディングシュートで4点目です。
樋口は1試合4アシストとなかなか見ない記録を作りました。
全得点に絡む大活躍です。
終わってみれば4−1の圧勝でした。
レネ監督が合流して公式戦3試合目でしたが全て前半は低調な内容です。
そして後半にはそれが改善され攻撃が面白いように連動します。
監督の采配が的中しており今後もますます期待が持てますね。
ただ3試合全てで失点をしていることは気になりますので守備の立て直しは最優先で行ってもらいたいです。
これでルヴァン杯のAグループはセレッソ大阪が勝ち点9で抜け出しました。
以下鹿島が勝ち点4、大分トリニータが2、ガンバ大阪が1です。
残りは3試合で全クラブと1試合ずつ対戦があります。
トリニータとガンバにきっちり2勝すれば自力で2位以内を確保できそうです。
グループステージ突破の道筋が見えてきました。
次からはリーグ戦が3試合続きます。
清水エスパルス、アビスパ福岡と当たりますので必ず勝利し横浜F・マリノスとの試合にいい状態で臨みたいです。

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