鹿島アントラーズはJ1第12節でセレッソ大阪相手に1−0の完封勝利を挙げています。
雨が止まずピッチコンディションが悪い中で、セットプレーから関川郁万の得点を守り切りました。
これでリーグ戦は4連勝です。
そして4試合全てをクリーンシートとなっています。
思えば第8節ヴィッセル神戸戦で1−5と大敗しチームは分裂の危機に陥ります。
4連敗で5試合勝ちなしと泥沼状態でした。
試合後の鈴木優磨とゴール裏のサポーターとのやり取りは胸が痛くなりました。
その中で鈴木は「巻き返せるチャンスはある。」、「3連覇をした時も負け続けた。最後に勝つ。」と宣言します。
その言葉通り鈴木自身は4試合連続ゴールと結果を残しました。
勢いはチームにも伝わり4連勝とV字回復をしています。
決して良い内容ではありませんでしたが結果が出始めたことに安堵しています。
今後は内容も伴ってくれば十分上位に追いつくチャンスはありそうです。
まだシーズンの1/3が終わったところでありこれからの追撃を信じたいと思います。
そして上述したように現在の鹿島は4試合連続完封中です。
今回はこの記録がどれほど凄いことなのかを調べてみました。
これまで鹿島はリーグ戦を1036試合戦っていますが3試合連続完封以上はかなり難しいものでした。(5月8日現在)
まず3試合連続完封をしたのは14回です。
1995年
サントリー第5節 セレッソ大阪 2−0
サントリー第6節 横浜フリューゲルス 1−0
サントリー第7節 ヴェルディ川崎 1−0
サントリー第10節 名古屋グランパスエイト 4−0
サントリー第11節 ジュビロ磐田 1−0
サントリー第12節 浦和レッズ 1−0(延長)
1998年
2nd第13節 名古屋グランパスエイト 1−0
2nd第14節 ベルマーレ平塚 2−0
2nd第15節 ジュビロ磐田 1−0
2000年
1st第1節 名古屋グランパスエイト 1−0
1st第2節 川崎フロンターレ 1−0
1st第3節 アビスパ福岡 1−0
1st第15節 京都パープルサンガ 3−0
2nd第1節 名古屋グランパスエイト 3−0
2nd第2節 川崎フロンターレ 4−0
2004年
2nd第6節 清水エスパルス 0−0
2nd第7節 FC東京 1−0
2nd第8節 サンフレッチェ広島 0−0
2008年
第27節 清水エスパルス 2−0
第26節 大宮アルディージャ 2−0
第28節 ガンバ大阪 0−0
2014年
第1節 ヴァンフォーレ甲府 4−0
第2節 ベガルタ仙台 2−0
第3節 サガン鳥栖 3−0
第24節 横浜F・マリノス 1−0
第25節 ベガルタ仙台 1−0
第26節 徳島ヴォルティス 5−0
2015年
2nd第17節 名古屋グランパス 1−0
2016年
1st第1節 ガンバ大阪 1−0
1st第2節 サガン鳥栖 1−0
2017年
第23節 清水エスパルス 2−0
第24節 セレッソ大阪 1−0
第25節 大宮アルディージャ 1−0
2018年
第27節 北海道コンサドーレ札幌 2−0
第28節 ヴィッセル神戸 5−0
第29節 川崎フロンターレ 0−0
2019年
第10節 清水エスパルス 3−0
第11節 ヴィッセル神戸 1−0
第12節 松本山雅FC 5−0
2021年
第12節 横浜FC 3−0
第13節 FC東京 3−0
第14節 名古屋グランパス 2−0
Jリーグは1998年まで90分で同点の場合は延長戦そしてPK戦、2002年までは延長戦がありました。
そのため現在より草創期の方が完封は難しくなっています。
3冠をした2000年や、リーグ優勝をした1998年、2008年も3試合連続完封をしていました。
ただタイトルを獲れなかった年でも3試合までは達成できています。
近年は毎年のように達成していました。
そして4試合連続完封となると一気に難易度が上がります。
現在の記録継続中も入れて5回です。
2004年
1st第9節 大分トリニータ 3−0
1st第10節 柏レイソル 1−0
1st第11節 FC東京 0−0
1st第12節 サンフレッチェ広島 2−0
2004年
2nd第13節 大分トリニータ 3−0
2nd第14節 東京ヴェルディ1969 1−0
2nd第15節 名古屋グランパスエイト 2−0
2005年
第1節 浦和レッズ 1−0
2009年
第29節 ジュビロ磐田 0−0
第30節 ジェフユナイテッド千葉 3−0
第31節 モンテディオ山形 2−0
第32節 京都サンガF.C. 1−0
2021年
第35節 浦和レッズ 1−0
第36節 大分トリニータ 0−0
第37節 サガン鳥栖 1−0
第38節 ベガルタ仙台 1−0
2023年
第9節 アルビレックス新潟 2−0
第10節 ガンバ大阪 4−0
第11節 北海道コンサドーレ札幌 1−0
第12節 セレッソ大阪 1−0
2004年は1stステージ5位、2ndステージ4位とシーズンの成績としてはさほど良くはありませんでした。
しかしシーズン跨ぎも入れると2度も長く完封試合を継続できています。
失点は少なかったですが得点も少ない年でした。
2009年は優勝を争う終盤に4試合連続完封です。
これによりリーグ優勝をできたと言っても過言ではありません。
また2021年は成績不振でザーゴ監督は解任され相馬直樹監督が引き継ぎます。
守備をベースに立て直したため38試合で36失点と1試合平均1失点以下と強固な守備を形成しました。
そして鹿島の記録は5試合連続完封です。
こちらは過去に3回ありました。
2007年
第32節 柏レイソル 1−0
第33節 浦和レッズ 1−0
第34節 清水エスパルス 3−0
2008年
第1節 コンサドーレ札幌 4−0
第2節 東京ヴェルディ 2−0
2008年
第31節 アルビレックス新潟 0−0
第32節 大分トリニータ 1−0
第33節 ジュビロ磐田 1−0
第34節 コンサドーレ札幌 1−0
2009年
第1節 浦和レッズ 2−0
2017年
第32節 浦和レッズ 1−0
第33節 柏レイソル 0−0
第34節 ジュビロ磐田 0−0
2018年
第1節 清水エスパルス 0−0
第2節 ガンバ大阪 1−0
3連覇の初年度から2年目にかけてと、2年目から3年目にかけてシーズン跨ぎで5試合連続完封です。
また2017年も最終節でリーグ優勝こそ逃しますが勝ち点72、23勝はクラブ記録となっています。
やはり鹿島の場合は守備がいい年にいい成績を残していることがわかります。
伝統的に守備のクラブであることは間違いありません。
そして5試合連続完封記録に次節の名古屋グランパス戦で並ぶことができるのでしょうか。
過去3回は全てシーズン跨ぎのため次の試合が完封であれば同一シーズンでは初の5試合連続完封を達成です。
名古屋戦はJリーグ30周年記念スペシャルマッチとして国立競技場で開催されます。
相手は3位の名古屋であり非常に注目度の高い一戦となります。
ぜひこの試合で達成しリーグ優勝への巻き返しを図る足掛かりとしたいです。
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