各国どのリーグであれリーグ優勝するために勝ち点は試合数×2が目安になると言われます。
Jリーグも34試合の1シーズン制になりおおよそ勝ち点70前後で優勝クラブが決定してきました。
しかし2020年、2021年と川崎フロンターレが連覇をしていますが大きくこの勝ち点を超えてきています。
2020年が勝ち点83、2021年が勝ち点92(34試合換算では82.32)と通常のラインより3勝ほど上乗せしてきています。
主力が海外移籍で抜けたりACLに出場した中でこの成績は素晴らしいとしか言いようがありません。
ただ川崎が今年もこの成績を出すとは考えにくいです。
主力の高齢化が進んでおり多少は成績を落とすと思っています。
鹿島アントラーズはあまり上を見過ぎずに自分たちのできることをしっかりとやってほしいですね。
鹿島のクラブベストの勝ち点は72となっています。(2007年と2017年の2回)
そして2017年の23が最多勝利数です。
こちらを更新し優勝争いができる位置にきっちり付けることが大事になってきます。
まずは昨年2021年のリーグ順位とその対戦成績を振り返ってみます。(左が前半戦、右が後半戦)
1 川崎フロンターレ ●●
2 横浜F・マリノス ○○
3 ヴィッセル神戸 △●
4 鹿島アントラーズ
5 名古屋グランパス ●○
6 浦和レッズ ●○
7 サガン鳥栖 ●○
8 アビスパ福岡 ●●
9 FC東京 ○○
10 北海道コンサドーレ札幌 △○
11 サンフレッチェ広島 △○
12 セレッソ大阪 ○○
13 ガンバ大阪 ○○
14 清水エスパルス ●○
15 柏レイソル ○●
16 湘南ベルマーレ ○○
______________________
17 徳島ヴォルティス ○○
18 大分トリニータ △△
19 ベガルタ仙台 △○
20 横浜FC ○●
勝ち点69の21勝6分11敗で得点62、失点36の得失点差26でした。
ここから現実的にどのくらいの勝ち点なら積み上げられるかを考えてみます。
今年は昨年から下位4クラブがJ2に降格し、ジュビロ磐田と京都サンガF.C.が上がってきます。
そのためこの2クラブから4勝、最低でも3勝1分は達成したいですね。
一旦3勝1分として計算してみます。
そして昨年16位以上のクラブに目を向けます。
まずは下位クラブには負けは許されません。
清水、柏に敗戦を喫していますがここを1勝1分にはしたいです。
また福岡にダブルを食らっていますがこれはあり得ません。
逆に2勝したいです。
最も注目するのは川崎との対戦です。
川崎には2016年から6年間リーグ戦で4分8敗と全く勝てていません。
2017年に72の同勝ち点で優勝を逃した時もダブルを食らわされています。
結果的に直接対決で落とした勝ち点が響きました。
そして通算成績でも9勝8分19敗と鹿島が唯一負け越しているクラブになります。
なぜここまで勝てないのか正直わかりません。
1勝1敗や2分とせめて差を広げられない成績を残したいです。
一応川崎との対戦を2分としてみると23勝7分4敗の勝ち点76になります。
ここからどこかで一つ星を落としても勝ち点73で鹿島史上最高勝ち点獲得です。
こうして見るとそこまで不可能な成績ではないように感じます。
どのクラブも戦力的に若干落としている印象のある2022年シーズンです。
さらにACLもあるため上位陣も思ったほど勝ち点を伸ばしてこないでしょう。
そのため勝ち点73を取れれば優勝できると思っています。
鹿島史上最強と言われるようなチームが完成したらいいですね。
ぜひレネ ヴァイラー監督の下で6年ぶりのリーグ優勝をしましょう。
コメント