現在鹿島アントラーズは7連勝中です。(9月26日現在)
これは11年ぶりの連勝です。
これだけ勝ち続けるのは相当難しいんですね。
11年前の2009年は8連勝でした。
それでは2009年はどのような年だったのでしょうか。
振り返ってみましょう。
2009年は第2節のアルビレックス新潟戦に1-2で敗戦を喫します。
しかし第3節サンフレッチェ広島戦から第19節の柏レイソル戦まで17試合連続無敗記録を成し遂げます。(その期間12勝5引き分け)
これは当時のJ1リーグ新記録でした。
後に大宮アルディージャが2012~2013年にかけて21試合連続無敗記録を樹立したため現在は抜かれてしまいました。
その間の第8節から第15節までが8連勝でした。
11年前と似たような状況はスコアです。
11年前の8連勝中は1点差勝利が6試合、2点差勝利が1試合、3点差勝利が1試合という結果です。
8連勝中は平均得点1.75、失点0.375で強固な守備が特徴でした。
内容もそこまで他を圧倒したわけではなく終わってみたら勝っていたというような感じでした。
そして今季の7連勝中は1点差勝利が6試合、2点差勝利が1試合となっています。
7連勝中の平均は得点2.143、失点はちょうど1でした。
今年も守備の踏ん張りで勝利を掴んでいます。
また内容的にもギリギリの試合が多く2009年と似たような結果です。
11年前と異なるのは順位です。
2009年はシーズン序盤から勝ち続けており8連勝で独走状態でした。
その連勝記録の第15節の時点で鹿島はACLの関係で1試合少ないにも関わらず2位のアルビレックス新潟に勝ち点7をつけていました。
2位以下が潰しあいになっていたのも大きいでしょう。
しかし今年は開幕4連敗で最下位スタートでした。
また川崎フロンターレが10連勝をし、連勝が止まってからも再度6連勝中です。
勝ち点を歴代最高ペースで稼いでおりいくら鹿島が勝っても差を縮められていません。
既に勝ち点17差であり川崎が負けない限りはどうにもならない状況です。
なかなか難しいシーズンになっています。
まずは今季川崎にJ1新記録を作られた同一シーズン10連勝を超えましょう。
そしてGKの沖悠哉がリーグデビュー戦から出場8勝1分けで負けなしです。
これは9戦無敗の1993年のシジマール(清水エスパルス)と並ぶ大記録です。
シジマールと言えばJリーグ草創期の名GKです。
ぜひこの記録を超え無敗記録をどんどん伸ばしてほしいです。
少しでも首位川崎にプレッシャーをかけ続けて気づいたらすぐ後ろまで来ていたという状況を作りたいですね。
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