ルヴァン杯GS第4節アビスパ福岡戦を振り返って【GS突破は限りなく赤信号】

鹿島アントラーズ

4月19日はルヴァンカップGS第4節アビスパ福岡戦がベスト電器スタジアムで行われました。

結果は1−2で敗戦です。

絶対に勝たなければいけない試合で勝ち点0に終わります。

これで4試合を終え1勝1分2敗の勝ち点4でDグループ最下位です。

まずは試合を振り返ります。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF22 広瀬陸斗
DF20 キムミンテ
DF3 昌子源
DF28 溝口修平
MF35 中村亮太朗
MF34 舩橋佑
MF33 仲間隼斗
FW36 師岡柊生
FW37 垣田裕暉
FW17 アルトゥールカイキ

リーグ戦で4連敗中と結果が出ていないため大きくメンバーを入れ替えて臨みます。

特に中盤より前はリーグ戦でベンチ入りもしていない選手で固めてきました。

その影響からなのかなかなかボールが繋がらず前線までボールを運べません。

その中で14分に失点をしてしまいます。

右サイドでの展開から中央の金森健志に渡るとスルーパスを出されてしまいます。

これに反応した城後寿に右足でネットを揺らされてしまいました。

先制点を決められたことで余計に苦しい展開となります。

全くボールを運べずシュートにすらたどり着きません。

福岡にあわや追加点を奪われそうになるなど危ないシーンもありました。

それでも30分前からようやく鹿島も落ち着き出します。

そして31分にテンポよくボールが回り右サイドの広瀬に渡ります。

広瀬はピンポイントのアーリークロスを入れるとファーサイドでカイキがヘディングで同点としました。

この試合のファーストシュートでようやく振り出しに戻します。

その後は鹿島がボールを保持しながらゲームをコントロールし始めます。

41分には右サイドからカイキがクロスを上げると、相手DFの井上聖也のクリアミスがバーに当たるなど得点のチャンスもありました。

前半は最後まで得点以外のシュートは打てませんでしたが後半勝負に持ち込むことになります。

後半も立ち上がりは不安定でしたが徐々にペースを掴んでいきます。

まずは57分に師岡から藤井智也に交代です。

61分にはペナルティエリア手前の中央から藤井のパスを受けた仲間が切り込みます。

仲間が相手をかわして右足でシュートもバーを越えてしまいました。

その後は両チームともに動きがなく時間だけが過ぎていきます。

68分に舩橋、仲間、垣田から名古新太郎、知念慶、鈴木優磨へと3枚替えをします。

それでも思ったように活性化することはできず膠着状態は続きました。

83分に溝口から関川郁万へと左サイドバックの交代をします。

これもどのような意図がある交代なのかわかりませんでした。

そしてドローも視野に入ってきた後半アディショナルにまたしてもやられることになります。

93分に中村駿のインスイングのCKにフリーでウェリントンにヘディングシュートを打たれます。

ゴール前の至近距離であったため沖もどうすることもできずネットに突き刺されてしまいました。

もう残された時間はなく1−2で試合終了です。

結局鹿島はシュート4本と全く見せ場のない試合でした。

さらにアディショナルタイムでの失点で勝ち点を逃したのはもう今季何度目になるでしょう。

毎試合同じような展開で煮え切らない状況がずっと続きます。

何が今の鹿島に足りないのでしょうか。

ルヴァン杯のGSは残り2試合です。

Dグループは混戦とは言え2連勝して勝ち点10で首位になれるかはわかりません。

また勝ち点10では他のグループとの兼ね合いがあるため2位での突破も厳しいかもしれません。

リーグ戦に続きカップ戦までも窮地に立たされました。

シーズンが始まりわずか2ヵ月でここまで厳しい現実が待っているとは想像できませんでした。

次は中3日でリーグ第9節アルビレックス新潟戦が控えています。

もう目先の勝利に向けて全力で取り組んでほしいです。

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