ついに12月14日にクラブ公式HPで来季選手のリリースが発表されました。
これまでJ2栃木SCにレンタル移籍中であった有馬幸太郎のいわきFCへ完全移籍です。
いわきFCは今季はJFLでしたが優勝を果たし、来季からJ3で戦います。
2013年に福島県社会人サッカーリーグに参入してから10年目でJの舞台です。
これからのクラブでありいいのではないでしょうか。
有馬は2019年にユースからトップに昇格を果たします。
ルーキーイヤーは天皇杯2試合に出場し1得点を挙げました。
その得点を決めた相手が栃木SCでした。
そして2020年、2021年と2年間レンタルで修行を積みます。
J2リーグで42試合1得点と結果を出したとは言い難く今回移籍することとなりました。
鹿島では1年しかプレーしていない中での放出です。
プロの世界は厳しいです。
まだ来年で22歳なのでここから這い上がって鹿島と対戦できるような選手になってもらいたいと思います。
現在有馬以外に7人のレンタル中の選手がいます。
果たしてそれらの選手は来季鹿島に戻ってくるのでしょうか。
今シーズンの成績とともに復帰可能性を探ってみたいと思います。
ポジション別にいきます。
左サイドバック
佐々木翔悟(J3・いわてグルージャ盛岡)
17試合0得点(1380分出場)
終盤は13試合連続スタメンとレギュラーの座を掴みました。
それでも鹿島に復帰するとは思えません。
小田逸稀(J2・ジェフユナイテッド千葉 )
24試合2得点(1827分出場)
中盤までレギュラーも終盤はポジションを失います。
永戸勝也が移籍してしまうなら復帰はあるかもしれません。
杉岡大暉(J1・湘南ベルマーレ)
8試合0得点(720分出場)
湘南加入後は絶対的なレギュラーも第32節以降はずっとベンチ外です。
湘南がJ1に残留したため戻しにくくなりました。
センターバック
奈良竜樹(J1・アビスパ福岡)
24試合1得点(2073分出場)
福岡の8位躍進の立役者になりました。
浦和レッズが犬飼智也にオファーをしたとの噂もありますので戻せるなら戻したいです。
ボランチ
名古新太郎(J1・湘南ベルマーレ)
19試合3得点(1154分出場)
序盤からコンスタントに出場し活躍を見せていました。
しかし8月の左腓骨筋腱亜脱臼が治らず12月1日に手術をし全治3ヵ月です。
左サイドハーフ
白崎凌兵(J1・サガン鳥栖)
12試合1得点(970分出場)
今シーズンようやく鹿島で出番が増えてきた夏にレンタル移籍は衝撃でした。
鳥栖ではボランチやインサイドハーフと真ん中での起用が目立ちました。
フォワード
垣田裕暉(J1・徳島ヴォルティス)
36試合8得点(2350分出場)
J2降格の徳島で1年間センターフォワードの軸となりました。
エヴェラウドの退団も濃厚のため復帰させたいです。
戦力として計算できるのは杉岡、奈良、白崎、垣田の4人です。
ただどの選手も鹿島に戻ればレギュラーになれる保証はありません。
本人の意思もありますのでこの中から2人ほどしか戻って来ないと予想します。
鹿島はこれまでレンタル移籍をさせた選手をほとんど戻していません。
2011年にモンテディオ山形から田代有三と増田誓志、2019年に町田ゼルビアから平戸太貴をレンタルバックしたくらいでしょうか。
サッカー選手の寿命は短いので出場できるクラブを選ぶのは当たり前です。
サポーターとしてはもどかしいですが正式発表を待ちたいと思います。
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