3月29日にカタールW杯アジア最終予選のベトナム戦が埼玉スタジアム2002で行われます。
日本は前節のオーストラリア戦で途中出場の三笘薫の2ゴールにより2-0で勝利しています。
非常にスリリングな試合をよく勝利できたと思います。
そして1試合を残しカタールW杯の出場権を獲得しました。
そのため最後のベトナム戦は消化試合です。
また2月10日に発表されている最新のFIFAランクでも日本は23位でベトナムは98位となっています。
力の差は歴然であり消化試合であることからも新戦力にを試すには持って来いの試合です。
普段はメンバーの入れ替えに消極的な森保一監督もオンライン会見で大幅な選手の変更を明言しています。
おそらく元川崎フロンターレ勢が中心になりそうですがメンバー争いが活性化されることはいいことです。
どのようなシステムでどのような選手で臨むのかは監督にしかわからないことですが楽しみが増えました。
そして鹿島サポーターの関心は上田綺世がどのように起用されるかです。
これまで何度も招集されてはベンチ外にされるという屈辱を味わいました。
オーストラリア戦でようやく起用されるも63分からの途中出場でした。
短い時間の中でも惜しいシュートもありました。
上田は何度も決定機を演出しながら得点を奪うタイプです。
スタメンタイプなので今度こそ長い時間チャンスを与えてほしいと思います。
上田は昨年の東京オリンピックではエースとして期待されるも怪我もあり不完全燃焼でした。
それでもU₋24日本代表では30試合17得点と共に最多の成績を残しています。
しかしフル代表ではまだ爪痕を残せておらず7試合出場の0得点です。
FWとして出場しているからには早くに得点がほしいです。
これまで鹿島アントラーズからも多くのFWがA代表に選出されてきました。
そして得点を取るか取らないかで大きくサッカー人生が変わっています。
まずは得点を取れなかった選手たちです。
長谷川祥之(6試合0得点)
平瀬智行(2試合0得点)
田代有三(3試合0得点)
興梠慎三(16試合0得点)
鹿島アントラーズでリーグ戦歴代最多得点(89得点)を誇る長谷川祥之やJリーグ歴代3位の159得点の興梠慎三もAマッチではノーゴールです。
そのため日本代表としてはそれほど活躍できずに終わっています。
逆に得点をできたことでA代表に定着できた選手です。
黒崎比差支(24試合4得点)
柳沢敦(58試合17得点)
鈴木隆行(55試合11得点)
金崎夢生(11試合2得点)
大迫勇也(57試合25得点)
黒崎比差支の時代はまだ日本代表がW杯に出場しておらず、金崎夢生はハリルホジッチ監督に問題行為から追放されます。
しかし残りの3人は長く代表で活躍しW杯に出場する選手にまでなりました。
全員二桁以上出場できておりFWにとっていかに得点が重要かわかります。
上田もいくら能力が高くてもこのままノーゴールが続くと代表から疎遠になる可能性はあります。
そのためベトナム戦でゴールという結果が絶対に欲しいです。
そしてW杯のメンバー入りを叶えてもらいたいと思います。
最後に上記のメンバーを見ると鹿島のレギュラーになった日本人FWは全員と言っていいほど国際Aマッチに出場しています。
これに当てはまらないのは鈴木優磨だけでしょう。
得点だけでなくチームへの貢献度を考えても呼ばれない理由がありません。
森保監督には代表の勝利のため公平な選手選考をしてもらいたいです。
いつか鈴木優磨、上田綺世の夢の2トップが見てみたいですね。
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