前回はGK、DFの選手序列を行いました。

今回は中盤より前の選手の考察です。
前線は選手が多く様々な組み合わせが考えられます。
早速見ていきましょう。
CH
◎ ディエゴピトゥカ
◎ 樋口雄太
○ 佐野海舟
△ 中村亮太朗
△ 舩橋佑
小川優介
岩政監督は当初4−3−3を採用しておりアンカーに佐野、その前にピトゥカと樋口を置いていました。
そして佐野は期待以上の働きを見せてくれます。
守備のスペシャリストとして中盤を安定させます。
しかし第7節柏レイソル戦で左膝内側側副靭帯損傷をし全治約4週間と診断されてしまいました。
これによりダブルボランチとなりピトゥカと樋口を起用しています。
昨季からの不動のコンビでありJ屈指のボランチです。
果たして佐野が復帰した時にフォーメーション、メンバーがどうなるか注目されます。
中村、舩橋はカップ戦要員となり差は広がっています。
出場した際には爪痕を残しリーグ戦にも絡んでいきたいです。
SH
◎ 仲間隼斗
◎ 名古新太郎
○ 土居聖真
○ アルトゥールカイキ
△ 松村優太
△ 荒木遼太郎
△ 藤井智也
須藤直輝
現在は鈴木優磨をフィニッシャーとして活かすため2列目はハードワークできる選手を配置しています。
そのため仲間のようなタイプが重宝されます。
名古も本職のボランチではなく1つ前のポジションでの起用となりました。
ここでも器用に役割をこなしています。
ただこの2人がシーズン終了まで安泰かはわかりません。
自ら得点する力では荒木やカイキ、土居の方が勝っています。
常時出場すれば二桁得点が狙える面々です。
また松村や藤井にはスピードという武器があります。
須藤にも独特のドリブルがあり実戦で見てみたいです。
それぞれに個性があるため今後も序列に入れ替わりがありながらシーズンは進んでいきそうなポジションとなっています。
FW
◎ 鈴木優磨
○ 垣田裕暉
○ 知念慶
△ 師岡柊生
△ 染野唯月
エレケ
鈴木がFWの軸であることは間違いありません。
得点、アシストと結果で引っ張り、攻撃の全権を握っています。
そして2トップを採用しているためもう1人は垣田が起用されています。
ポストプレーや前線からの献身的な守備など鈴木との相性は抜群です。
お互いユース出身者で補完し合えています。
第9節アルビレックス新潟戦で鹿島初ゴールを決め波に乗りました。
ただ知念も実力者でありそれほど差はありません。
すでにリーグ戦で3得点を挙げておりポジションを奪う可能性は十分あります。
また師岡はシーズン前の評価は高かったですが公式戦になりなかなか出番が回ってきません。
染野は右膝内側側副靱帯損傷で離脱中です。
怪我前は垣田からベンチ枠を奪っていた時期もあり復帰後の活躍が期待されます。
このように守備陣とは対照的に攻撃陣は流動的です。
誰が出てもおかしくないほど様々なタイプが揃っています。
これから暑くなり総力戦の時期になってきます。
中盤戦ではエレケが秘密兵器として鍵を握るのではないかと思っています。
今季は33人が登録されていますので全員の力でタイトルを獲得してもらいたいです。
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