林尚輝はレギュラー争いに食い込めるか【過去の大卒ルーキーイヤーの成績】

鹿島アントラーズ

2月6日のやべっちスタジアムの「デジッちが行く」は鹿島アントラーズ編が放送されます。

そしてそのカメラマンは林尚輝と松村優太の関西人コンビです。

近年は鹿島も笑いを取り入れており今回はどのような作品になるでしょうか。

選手の素顔やキャンプの裏側が見られる企画なので非常に楽しみです。

今回のカメラマンに抜擢されたように林は一皮むけてもらいたい選手です。

今季は大卒2年目なので戦力として計算されます。

現状CBは関川郁万とブエノ、キム・ミンテ、そして林尚輝の4人しかいません。

昨年の活躍からすると関川が一歩リードしています。

そして相棒が定まっていません。

今季はレギュラーを奪う絶好のチャンスです。

林は182cm、76kgという体格を活かし対人プレーとヘディングの強さが売りの選手です。

また大阪体育大学時代は3年連続で学業優秀者に選ばれておりクレバーさも持ち合わせます。

文武両道で岩政大樹コーチに似ていますね。

キャンプで岩政から熱心に指導を受けている姿が映像にありました。

少し懸念点があるとすれば鹿島は長年大卒選手がうまく育っていないです。

高卒選手は早くから活躍し日本代表や海外移籍をしていることを考えると寂しい結果になっています。

ここで過去の大卒選手の1年目のリーグ戦成績を確認してみます。

1993年
奥野僚右(早稲田大学) 11試合0得点
秋田豊(愛知学院大学) 35試合0得点

1994年
相馬直樹(早稲田大学) 28試合0得点

2000年
内田潤(駒沢大学) 8試合0得点

2002年
石川竜也(筑波大学) 6試合1得点

2003年
深井正樹(駒沢大学) 22試合2得点

2004年
杉山哲(福岡大学) 0試合0得点
岩政大樹(東京学芸大学) 18試合4得点

2005年
中後雅喜(駒沢大学) 0試合0得点
田代有三(福岡大学) 5試合1得点

2007年
石神直哉(神奈川大学) 10試合0得点
船山祐二(流通経済大学) 8試合1得点

2008年
鈴木修人(早稲田大学) 0試合0得点

2009年
宮崎智彦(流通経済大学) 0試合0得点
川島大地(東海大学) 0試合0得点

2012年
山村和也(流通経済大学) 18試合1得点

2014年
赤﨑秀平(筑波大学) 15試合5得点

2018年
山口一真(阪南大学) 10試合1得点

2019年
名古新太郎(順天堂大学) 15試合0得点

2021年
早川友基(明治大学) 0試合0得点
常本佳吾(明治大学) 26試合2得点
林尚輝(大阪体育大学) 6試合0得点

今回は大学卒業後の1年目の成績を見ているので上田綺世(法政大学)は外しています。

ここ10年間の大卒ルーキーはそこそこ試合に出ていますがそれ以前は0試合の選手も多くいました。

また長くレギュラーを張れたのは岩政大樹まで遡らないといけません。

昨年は大卒が3人も同時加入するのは鹿島史上初のことでした。

そして常本はレギュラーに定着し、林も出場機会を得ています。

林の背番号は23番です。

23番のセンターバックと言えば昌子源(2011~2012年)、植田直通(2013~2016年)です。

2人とも日本代表になり海外にステップアップしました。

まずは鹿島でCBのポジションを掴み取ってほしいです。

今はJリーグ全体で大卒の活躍が著しく海外移籍や日本代表になる選手が多くいます。

林には鹿島史上初の大卒からの海外移籍を果たせる選手に育ってほしいと思います。

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