9月7日は天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦がノエビアスタジアム神戸で行われます。
ラウンド16のガンバ大阪戦から約2ヵ月が経ちました。
その試合ではガンバ相手にディエゴ ピトゥカ、エヴェラウドのゴールで2−0と快勝しています。
これで優勝した2016年以降出場した天皇杯は6大会連続ベスト8以上が確定しました。(2020年はコロナにより不出場)
トーナメントの大会ですが安定した成績を残し続けています。
しかし現在リーグ戦は3試合勝ちなしと結果は出ていません。
岩政監督になりボールを主体的に保持しゲームをコントロールできるようにはなりました。
ただ決定機を多く作れなかったり、守備陣が不安定であったりと課題は少なくありません。
上位との差も開き始め、リーグ優勝は奇跡が起きない限り厳しくなっています。
そのため天皇杯は6年ぶりの国内タイトルとして絶対に獲得したいです。
対する神戸もリーグ戦の成績はなかなか上がってきません。
ACLも並行して戦っていたため調整が難しくなったのかもしれません。
開幕からずっと低空飛行で現在17位です。
いよいよJ2降格も現実味を帯びてきました。
いくら天皇杯を優勝してもJ2に降格しては元も子もありません。
おそらくクラブの意識はリーグ戦を優先していると思います。
その隙を突いていきたいです。
試合会場となるノエビアスタジアム神戸では鹿島は20試合目の公式戦となります。
過去19試合で12勝3分4敗の勝率63.2%を誇ります。
得意なスタジアムなのできっちり準決勝に駒を進めたいですね。
これまで鹿島アントラーズとして初参戦した1992年から昨年の2021年まで29回天皇杯に出場しています。
2020年のみ新型コロナウィルスの拡大により変則的なレギュレーションで不参加です。
過去29回の天皇杯での鹿島の成績はどのようなものだったのでしょうか。
以下天皇杯成績を調べてみました。
8回
ベスト8
6回
ベスト4
5回
優勝
4回
ベスト16
3回
準優勝
1回
1回戦敗退
2回戦敗退
3回戦敗退
29回の出場でベスト8、つまり今回の準々決勝で最も敗退しています。
ここが鹿島にとって最大の鬼門です。
リーグ初制覇をした1996年も、黄金時代の2001年も、3連覇の最終年の2009年も、昨年2021年もベスト8で敗退です。
ここを乗り越えないことには何も始まりません。
心配されていた台風11号も北寄りの進路となっています。
そのため試合時間は雨も止んでいい状態でプレーできそうです。
絶対にここで負けるわけにはいきません。
ここに来て離脱していた選手たちも徐々に復帰してきました。
残り3勝で天皇杯を制することができます。
必ず天皇杯を優勝し来季のACL出場権と21冠目を獲得したいです。

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