染野唯月、パリ世代のエースへ成長曲線を描けるか

鹿島アントラーズ

9月12日は染野唯月の誕生日です。

2001年生まれなので今年で20歳になりました。

高校時代から期待されて加入しており日本待望の万能型ストライカーです。

大迫勇也や鈴木優磨のように高卒入団でも早くから活躍すると思っていました。

1年目の昨年2020年はまずまずの成績でしたが2年目の今年は5月以降ほぼ出番がありません。

相馬監督になり序盤はFW陣の駒不足でチャンスがありましたが掴めずにいると完全に構想外になってしまいました。

持っている能力は高いだけにこのまま使われないのは残念です。

今回はそんな染野の紹介になります。

まず染野を語る上で忘れてはならないのは中学時代は鹿島のつくばジュニアユースに在籍していたことです。

そして当時のポジションはボランチでした。

技術の高さ、視野の広さはその頃に養われたのでしょう。

幼い頃にFWをやっていてボランチになる選手は多くいますが、ボランチからFWになる選手は珍しいです。

その後ユースに昇格することができずに福島の尚志高校に進学しました。

仲村浩二監督にFWの資質を見出されコンバートされますが本人はボランチをずっとやりたかったようです。

しかし監督の見抜いた通り、FWとして開花し出します。

そして高校2年生の第97回高校サッカー選手権で全国区になりました。

その試合は準決勝の青森山田高校戦です。

この大会で優勝する相手に対しハットトリックを達成します。

右足、左足、右足のゴールとどれも超高校級でかつての大迫を見ているような感じがしました。

その試合は残念ながらPKで負けてしまいベスト4で終わりますが最大の衝撃を残します。

結局この大会では5得点をあげて得点王に輝きました。

期待された高校3年生の第98回大会でしたが染野は出場しませんでした。

それは直前のU-18日本代表でアジア選手権に参加しましたが帰国後に腰の痛みを訴えます。

診断の結果は腰椎分離症で全治3ヵ月だったため高校選手権の登録を見送ることになりました。

染野を欠いた尚志高校は2回戦で姿を消します。

チームにとっても本人にとっても残念な結果でした。

そして悔しさを胸に高卒でアントラーズに入団します。

ジュニアユース出身選手が高校を経て鹿島に加入した例は2006年入団の佐々木竜太以来2人目でした。

そんな染野は期待通りすぐに戦力になります。

コロナ中断明けの第2節で早くもJリーグデビューをします。

第2節でのデビューは現日本代表の柴崎岳ですら叶わなかった記録です。

強豪川崎フロンターレに負けている展開でのルーキーの投入は思い切ったものでした。

そしていきなりビッグチャンスがやってきます。

ゴール前での決定機をクロスバーに当て得点にはなりませんでしたが今後の可能性を感じさせてくれるプレーでした。

その後、ルヴァン杯第3節清水エスパルス戦では2020年ルーキーの中で1番早く公式戦第1号ゴールを決めています。

このように順調なプロ生活を歩み出していましたが今季は起用が激減しています。

ここまで2年間でリーグ戦は20試合出場0得点とFWとして寂しい成績です。(9月12日現在)

同期の松村優太はスーパーサブとして起用が増え、荒木遼太郎はレギュラー格になりました。

少し差は開いてしまったように思います。

ただ焦らず地道に努力を重ねてもらいたいですね。

個人的にはレンタル移籍をさせず鹿島で育ててもらいたい逸材です。

日本代表のFWの得点力不足は長年の課題になっています。

数年後染野が解消してくれるかもしれません。

まずは当面の目標は3年後の2024年パリオリンピックのメンバー入りです。

次の世代も久保建英や斉藤光毅、そして荒木遼太郎と中盤のタレントは多くいます。

しかし相変わらずFWは駒不足で絶対的な選手はいません。

そのため染野に十分チャンスはあります。

鹿島で結果を出して代表に選出されるような選手になってもらいたいです。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました