ルヴァン杯プレーオフ第2戦清水エスパルス戦を振り返って【プライムステージ進出決定】

鹿島アントラーズ

2021年6月6日はルヴァンカッププレーオフ第2戦清水エスパルス戦がカシマサッカースタジアムで行われました。

この試合を2-1で逆転勝利し2戦合計で3-1としました。

これで9月1日、9月5日のプライムステージ準々決勝に進むことになります。

次までだいぶ期間が空きます。

プライムステージに進出する8チームが全て出揃い次第ドローが行われますので現時点で対戦相手はわかりません。

できれば川崎とは当たりたくないですね。

運命の抽選会までドキドキです。

そして必ず決勝まで進み21冠目を獲得したいです。

まずは今節を振り返ります。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォン スンテ
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF39 犬飼智也
DF14 永戸勝也
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF4 レオ シルバ
MF7 ファン アラーノ
MF41 白崎凌兵
FW8 土居聖真
FW9 エヴェラウド

U-24日本代表に3人が招集されているため彼らを除くベストメンバーで第2戦に臨みます。

リーグ戦は中断期間であるためここで主力を温存することはありませんでした。

しかし荒木遼太郎が不在なのは気になります。

荒木は6月4日に発表されたU-20日本代表にも選出されていませんでした。

ただの休養であることを祈ります。

序盤は清水がボールを回し優勢に進めます。

それでも鹿島は最後のところでは何もさせず膠着状態が続きます。

その中で先に鹿島が攻撃でいい形を作ります。

15分にレオシルバのフィードが跳ね返されたボールをエヴェラウドが回収します。

これを左サイドでドリブル突破しクロスを白崎が中央でヘディングシュートも大きく枠の上でした。

エヴェラウドのクロスの精度といい白崎の飛び込みといい素晴らしい連携で後は枠に飛ばすだけのシーンでした。

ここから鹿島がペースを握るかと思いましたが清水に先制点を奪われます。

21分に中央でボールを回されディサロ 燦シルヴァーノのスルーパスにチアゴ サンタナがニアサイドに強烈なシュートを決められます。

これで2戦合計1-1となり苦しい展開になります。

その後も清水ペースでしたが33分に清水ゴール前で鈴木義宜と中村慶太が味方同士で接触します。

そして2人ともに試合に復帰できず交代になりました。

そのアクシデント後の40分頃から鹿島が押し返します。

42分に右サイドで攻撃を組み立てアラーノのクロスに中でエヴェラウドがキープします。

その落としをレオシルバがミドルシュートを打ちますが決まりません。

そして待望の同点弾が決まります。

44分に相手ゴールからのロングボールを中盤で永戸が頭で弾き返します。

これをさらにエヴェラウドも頭で繋ぎ最後はアラーノが右足ループで決めます。

アラーノは今季公式戦初ゴールです。

前半を同点で折り返せたことはよかったです。

鹿島がシュート3本、清水が2本と両チームともにゴール前の展開が少ない前半でした。

後半も清水ペースで始まりますが鹿島の方が決定機を作ります。

53分に左サイドでエヴェラウドがボールを持ちサイドチェンジをします。

これを右から常本がクロスを上げるとエヴェラウドがヘディングシュートもGK永井堅梧に弾かれCKになります。

さらにこの左からのCKを永戸がアウトスイングで入れるとまたしてもエヴェラウドのヘディングシュートがGKに弾かれてしまいます。

永井のファインセーブ連発により得点はなりません。

嫌な流れになりかけましたが71分についに逆転です。

右サイドで常本のスローインからピトゥカが飛び出し絶妙なクロスを上げます。

これを中でエヴェラウドがきっちり左足で押し込みました。

エヴェラウドは3月27日のルヴァン杯グループステージ第2節のアビスパ福岡戦以来約2ヵ月半ぶりの得点です。

ここで73分に白崎、アラーノに代えて松村優太 、遠藤康を投入します。

その後は危なげなく試合が進みます。

86分にレオシルバ、土居に代えて三竿健斗、杉岡大暉に交代です。

ここからはある程度守備に重心を置き3バックになります。

最後は90分に常本から小泉慶に交代しゲームを締めに入ります。

そして2-1でタイムアップです。

この試合のLIXIL賞はエヴェラウドが受賞しました。

得点だけでなく左サイドに流れ幾度となく攻撃の組み立てに参加していました。

コンディションは良さそうで安心しました。

ここから8月まではそれほど連戦ではありませんのでこのまま調子を上げて後半戦で爆発してほしいですね。

清水エスパルス相手に苦しみましたが2連勝し次のラウンドに進出できることになりました。

それはよかったのですがここ数試合内容が伴っていないことが気になります。

プレスがうまくハマらないのかなかなか自分たちのペースで試合を運べなくなっています。

次は6月16日の天皇杯2回戦まで試合が空きます。

鹿島にとっては天皇杯初戦となるY.S.C.C.横浜との試合です。

リーグ戦が中断期間なのである程度リーグのメンバーを出し課題を修正していきたいです。

天皇杯もルヴァンカップ同様獲得したいタイトルです。

いくら下のカテゴリーの相手とは言え油断せずに一つ一つ勝ち進んでいきましょう。

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