3月12日は第4節アビスパ福岡戦が県立カシマサッカースタジアムで行われます。
鹿島アントラーズはリーグ戦を3試合終え、2勝1敗の勝ち点6のスタートとなりました。
前節の横浜FC戦では川崎フロンターレ戦での敗戦を引きずることなく快勝です。
非常に重要な一戦で岩政監督のベストゲームとも言える試合でした。
まだ開幕したばかりであり内容に課題はありますが結果は悪くありません。
今季のJ1リーグは川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島と強豪クラブの勝ち点が伸び悩んでいます。
例年以上に混戦が予想され勝ち点1や得失点差1が最後に重くのしかかってくると思われます。
2017年のような僅かな差での悔し涙は絶対に流したくありません。
そのためにも今季初のリーグ戦連勝をし、少しでも有利な状況を作り出してシーズンを進めていきたいです。
今節の対戦相手はアビスパ福岡です。
アビスパも鹿島と同じく2勝1敗の勝ち点6といいスタートを切りました。
開幕戦でヴィッセル神戸には敗れるもののセレッソ大阪、柏レイソルに連勝しています。
力のあるクラブに粘り勝ちしており侮ることができない相手です。
そのアビスパとはこれまでリーグ戦通算で22試合行っており18勝1分3敗です。
勝率は81.8%であり10試合以上の対戦相手で最も高い勝率を誇っています。(全体では1027試合で563勝154分310敗の勝率54.8%)
プロ相手にここまで高い勝率を叩き出すのは凄いことです。
22試合で得点は53、失点は19です。
ここ12年間で4年間しかJ1に所属していないためあまり参考にならないかもしれませんが直近8試合の結果は以下の通りとなっています。
2011年
4月29日第8節 ○2-1
8月28日第24節 ○6-0
2016年
6月25日1st第6節 ○2-0
8月14日2nd第8節 ○2-1
2021年
3月17日第5節 ●0-1
9月11日第28節 ●0-3
2022年
4月6日第7節 ○1-0
8月14日第25節 ○2-0
直近8試合では6勝2敗です。
2021年はダブルを食らいますがそれ以外は全勝となっています。
昨季は2試合とも完封勝利で相性そのままの結果となっていました。
思い返せば第25節の福岡戦が岩政大樹監督の初戦でした。
声出し応援試合だったこともありスタジアムがかなりの熱気に包まれていました。
そして見事期待に応える勝利を挙げています。
今節もまた監督と鈴木優磨が熱い抱擁をするシーンを見たいものです。
アビスパの警戒選手は小田逸稀です。
今シーズンの宮崎キャンプには帯同していましたが、1月26日に電撃移籍となります。
本人も驚きの移籍だったようです。
そしてすぐに左サイドバックのレギュラーの座を掴みました。
持ち前の粘り強い守備で相手の右サイドの攻撃を封じ込めています。
特に鹿島の弱点はわかっているはずです。
今の鹿島は藤井智也というスピードスターがいるのでどうにかその上をいきたいです。
守備ではセットプレーからの失点が目立つので集中して守り切りたいです。
早くも福岡戦の次は王者横浜F・マリノスとの直接対決があります。
いい雰囲気で臨めるようこの試合は必ず勝利してもらいましょう。
コメント