鹿島アントラーズのルヴァン杯獲得への挑戦が始まる【二兎を追う者は二兎を得る】

鹿島アントラーズ

3月8日はルヴァンカップGS第1節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われます。

いよいよリーグ戦に続きカップ戦も開幕です。

リーグ戦はここまで3試合を行い2勝1敗の勝ち点6となっています。

3位に付けまずまずのスタートを切ることができました。

このペースで勝ち点を積み重ねていけば優勝争いに絡むことができます。

今後も下位には勝ち点を取りこぼすことなく、そして上位には五分五分以上の成績を残していきたいです。

そして次はリーグ戦とは異なるカップ戦が始まります。

このルヴァン杯は若手の登竜門と言われる大会です。

得点王よりニューヒーロー賞が注目されます。

過去の受賞者の多くが日本代表となり、海外へと羽ばたいていきました。

今季はコロナ禍により3年間取り止めとなっていたルールが復活となります。

それはU-21先発出場ルール(当該年12月31日において満年齢21歳以下の日本人選手を1名以上先発出場させる)というものです。

これにより若手が積極的に起用されチームの底上げになっていきます。

鹿島アントラーズでは荒木遼太郎、小川優介、舩橋佑、須藤直輝、溝口修平、津久井佳祐と6選手が該当します。

荒木以外はリーグ戦で出場機会がなくカップ戦でアピールしたいところです。

またルヴァン杯のGSでは若手以外も大幅なターンオーバーが予想されます。

誰が出ても鹿島は鹿島なので勝利を追求しプレーしてもらいたいと思います。

そして気になるのは過去のルヴァン杯初戦の成績です。

現行の大会方式になった2005年以降のグループステージ初戦の結果を振り返りましょう。

2005年3月19日
清水エスパルス △1−1

2006年3月29日
大分トリニータ ○4−1

2007年3月21日
アルビレックス新潟 ●1−3

2012年3月20日
ヴィッセル神戸 ○2−0

2013年3月23日
FC東京 ●2−4

2014年3月19日
FC東京 ●1−3

2016年3月27日
ヴァンフォーレ甲府 ●1−2

2020年2月16日
名古屋グランパス ●0−1

2021年3月3日
サガン鳥栖 ○3−0

2022年3月2日
セレッソ大阪 ●0−1

過去GSは10回出場しルヴァン杯初戦は3勝1分6敗となっています。

リーグ開幕戦もそうですがカップ戦も近年、初戦の勝率が低いのが気になります。

ルヴァン杯(ナビスコ杯)の開幕戦に勝った2006年、2012年はともに決勝戦まで進出しています。

決勝では2006年はジェフユナイテッド千葉に0−2で敗れましたが2012年は清水エスパルスに2−1で勝利し優勝しました。

2021年は9年ぶりに開幕戦勝利となります。

そしてグループステージを1位で突破し清水エスパルスとのプレーオフステージを制します。

プライムステージ準々決勝で名古屋グランパスに敗戦はしますが決勝トーナメントには進出しました。

このように初戦に勝利した3年は全てGSを突破できています。

今年もまずはGS突破のため勝利でスタートしたいです。

鹿島にとって2015年以来7度目のカップ戦制覇の戦いが始まります。

最後に優勝した時はまだナビスコ杯でした。

2016年8月31日のノックアウトステージ(決勝トーナメント)から名称変更をしたため鹿島はルヴァン杯を優勝していません。

そのルヴァン杯も来年2024年から大幅に大会方式が変更となります。

参加チームがJ1、J2・J3へ拡大され1回戦からトーナメント方式になる予定です。

トーナメントになると運の要素も占めてくるため、実力だけではタイトル獲得は難しくなります。

どうにか今季優勝したいです。

GSではリーグ戦で出番のない選手にチャンスを与えながら勝ち進むことが理想です。

今の鹿島には2チームを作ることができる選手層が揃っています。

リーグ戦と二兎を追うことがどれほど大変かはわかっています。

しかし狙っていかなければタイトルは獲れません。

年末に21冠、22冠とタイトル数を伸ばせるよういいスタートを切りたいですね。

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