2022年のJリーグも無事に終了しました。
コロナ禍も丸3シーズンになりかなり対策ができてきています。
来季こそどの試合も、どのスタジアムも声出し応援ができかつての日常が戻ってくることを願うばかりです。
そして選手にもそれに応えるプレーを期待したいと思います。
鹿島アントラーズはルヴァン杯の開幕節となったGS第1節大分トリニータこそ延期がありましたが他はスケジュール通りにこなすことができました。
今季はリーグ戦34試合、ルヴァン杯8試合、天皇杯5試合の合計47試合を戦い抜いています。
まずはここ10年間の鹿島の公式戦の試合数は以下の通りです。
2013年 46試合
2014年 41試合
2015年 47試合
2016年 54試合
2017年 50試合
2018年 60試合
2019年 55試合
2020年 38試合
2021年 52試合
2022年 47試合
2020年こそコロナ禍で試合数は大きく減りましたが、2016年に50試合を越えてから微増していました。
2018年はクラブ最多記録の60試合を戦っています。
ルヴァン杯、天皇杯がともにベスト4まで進み、ACLで優勝しています。
さらにCWCもあったためこのような試合数になりました。
そのため今季の47試合は少ない方です。
来季は勝ち上がってもっと多くの試合が見たいものです。
そして今の日本では公式戦の中でリーグ戦が最も重要視されています。
年間を通じてのチャンピオンを決めるものであり優勝賞金もDAZNのおかげで高額になったため主力を出場させてきます。
ただ約10ヵ月の長期戦のため選手の負担は大きいです。
怪我もありますし累積警告での出場停止もありなかなか全試合出場を果たす選手はいません。
J1リーグ全体でも毎年リーグ戦全試合出場は10人ほどしかいない記録となっています。
またGKの方が達成する選手は多くフィールドプレーヤーでの達成はさらに困難です。
ちなみに鹿島では現在所属している選手で全試合出場をしたことがあるのは土居聖真ただ1人です。(2014年の1回)
曽ヶ端準は引退するまでに2005年、2008~2014年、2016年の9回も全試合出場を達成しておりまさに鹿島の守護神と言えます。
やはり鹿島でもリーグ全体のデータと同じようにフィールドプレーヤーでの達成は非常に難しいものとなっています。
今季は安西幸輝にリーチがかかっており大記録達成まであと一歩でした。
安西は第33節清水エスパルス戦まで全試合出場をしていました。
しかし清水戦で右肩関節脱臼をしてしまい全治2ヵ月の大怪我を負います。
そのため最終節を欠場となり全試合出場を果たすことはできなくなってしまいました。
非常に残念な形でシーズンを終了することになっています。
安西はチーム最多の公式戦45試合に出場しておりフル稼働の1年でした。
まずはゆっくり怪我を完治させてもらいたいです。
また三竿健斗も累積警告での出場停止1試合を除くリーグ戦33試合に出場していました。
毎年1、2試合を欠場する選手は何名か出てきます。
しかし全試合出場となるとかなりハードルが上がってきます。
来季こそ安西には左サイドを制圧し全試合出場という記録を達成してもらいたいですね。
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