7月13日は天皇杯ラウンド16ガンバ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
鹿島アントラーズにとって天皇杯制覇は悲願です。
2016年にJリーグと天皇杯の2冠以降6年間国内タイトルは無冠となっています。
今季こそタイトルを獲って嫌な流れを断ち切りたいです。
これまで鹿島はリーグ8回、カップ戦6回、天皇杯5回と全ての大会において最多優勝を誇ります。
その中で天皇杯が一番優勝回数が少ないです。
天皇杯は完全なトーナメント戦のため1度負けたらそこで終了になってしまいます。
いくら序盤はアマチュアやJ2、J3が相手でも戦い方が非常に難しいです。
よくジャイアントキリングが起こったとニュースにもなります。
そこがこの大会の面白さでもあります。
今大会でも波乱は続出しています。
ここまでJリーグ首位の横浜F・マリノス、3位の川崎フロンターレ、7位のFC東京、9位の浦和レッズ、13位の湘南ベルマーレ、14位の北海道コンサドーレ札幌、17位清水エスパルスと7クラブが3回戦で姿を消しました。
特にマリノスや川崎がJ2の中位クラブに負けたのは衝撃的でした。
鹿島にとっては強豪クラブの敗退は天皇杯優勝へのチャンスが広がってきます。
ただ何が起こるかわからないので1試合1試合を集中して戦いたいです。
これまで鹿島アントラーズとして初参戦した1992年から昨年の2021年まで29回天皇杯に出場しています。
2020年のみ新型コロナウィルスの拡大により変則的なレギュレーションで不参加です。
以下鹿島の天皇杯成績を調べてみました。
8回
ベスト8
6回
ベスト4
5回
優勝
4回
ベスト16
3回
準優勝
1回
1回戦敗退
2回戦敗退
3回戦敗退
こうして見ると安定してベスト16以上の成績を残しています。
ただここから厳しい戦いが待っています。
特にベスト8が最大の鬼門となりそうです。
そしてベスト4で6回、ベスト16で4回優勝を阻まれています。
約2回に1回はこの辺りで負けているので乗り越えたい壁です。
今回のラウンド16を勝つと準々決勝は組み合わせ抽選が行われます。
組み合わせによる運も必要になってきますので大事なドローです。
対戦相手で移動も考えなければいけないので極力関東のクラブを引き当てたいです。
とにかくまずはラウンド16でガンバ大阪を倒さないことには始まりません。
今季はすでに公式戦で3試合当たり3勝と相性はいいです。
特にリーグ開幕戦ではガンバに快勝できたことでスタートダッシュに繋がりました。
ただ相手も対策をしてくるはずなのでその上をいきたいです。
レネ・ヴァイラー監督からは体調不良であった鈴木優磨の起用が示唆されています。
フルメンバーで全力で戦い抜いてもらいたいと思います。
ここから4連勝で天皇杯は制覇できます。
この大会はリーグ戦以上に結果が全てです。
延長戦でもPK戦でもいいので勝ち上がりたいです。
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