中村亮太朗、J2からの成り上がりへ

鹿島アントラーズ

近年J2から個人昇格し、J1で活躍する選手が多くなっています。

そしてその選手たちは目覚ましい活躍をしています。

古橋亨梧や坂元達裕は日本代表になり海外移籍をしました。

現在も遠野大弥(川崎フロンターレ)や小泉佳穂(浦和レッズ)といった選手が強豪クラブで活躍するようになりました。

今季も個人昇格し面白そうな選手は多くいました。

特に20代半ばの選手でブレイクの予感がします。

まずは4人ピックアップしました。

松崎快(1997年11月22日生まれ)
2021年J2水戸ホーリーホック 41試合8得点
2022年J1浦和レッズ
東洋大学からJ2を経てJ1への個人昇格は坂元達裕と同じです。
しかも同じ左利きで右SHを主戦場としています。
昨シーズン才能を開花させました。
切れ味鋭い切り返しからのクロスやシュートはJ1レベルでもなかなか止められません。
すでに浦和でもポジションを掴みかけています。
見ていてワクワクする選手です。

黒川淳史(1998年2月4日生まれ)
2021年J2大宮アルディージャ 42試合9得点
2022年J1ジュビロ磐田
大宮ジュニアユースから順調にトップ昇格します。
U−15から世代別の日本代表の常連です。
2018年からの水戸ホーリーホックへのレンタル移籍で大きく成長します。
そして2020年に大宮に復帰し背番号10を付けてプレーしました。
両足で精度の高いキックが特徴です。
ドリブルテクニックと意表を突くパスセンスからユース時代は大宮のイニエスタと称されていました。
J1でどこまで通用するか楽しみです。

毎熊晟矢(1997年10月16日生まれ)
2021年J2V・ファーレン長崎 38試合3得点
2022年J1セレッソ大阪
東福岡高等学校、桃山学院大学時代はセンターフォワードでした。
しかし長崎で当時の手倉森誠監督に右サイドバックにコンバートされ運命が変わります。
上下動できるスピード、スタミナは十分で得点力もあります。
昨年の天皇杯ラウンド16の長崎戦で鹿島アントラーズは先制を許しました。
そのゴールを決めたのが毎熊です。
守備力が向上すればレギュラーも奪えるでしょう。

上門知樹(1997年4月27日生まれ)
2021年J2ファジアーノ岡山FC 41試合13得点
2022年J1セレッソ大阪
うえじょう さときと読みます。
FWから左右のSHと攻撃ポジションはどこでもこなせます。
沖縄生まれ沖縄育ちで当時J3のFC琉球でプロになりました。
そしてJ2岡山でブレイクします。
166cmとサイズを生かしたドリブルからパンチのあるシュートも打てます。
昨シーズン13得点は7位タイの記録でした。

上記4人はこれから活躍し有名になっていくでしょう。

そして鹿島アントラーズにもJ2からの昇格選手がいます。

中村亮太朗(1997年9月27日生まれ)
2021年J2ヴァンフォーレ甲府 33試合4得点
2022年J1鹿島アントラーズ

身長179cm、体重70kgとサイズもある大型ボランチです。

プレースタイルは両足での正確なキックと高いテクニックで攻撃を操るゲームメーカータイプと言えます。

同じ中央大学OBの中村憲剛のイメージです。

初のJ1でのプレーでどこまでやってくれるのでしょうか。

ただ鹿島にはディエゴ・ピトゥカ、三竿健斗、樋口雄太とJリーグを代表するボランチが揃っています。

そのため相当なインパクトを残さないと出番はなさそうでした。

そんな中第2節の川崎フロンターレ戦で2点のビハインドから後半開始にJ1デビューが巡ってきます。

そして中盤の底から攻撃を牽引し反撃のきっかけを作ります。

結果的に得点は奪えませんでしたがチームは明らかに良くなり確かな手応えを感じました。

45分間で能力の一端を垣間見ることができました。

J1に慣れてくればまだまだやってくれそうな選手です。

鹿島の中盤をコントロールする名ボランチに成長してもらいたいですね。

そして日本代表にまで成り上がってほしいです。

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