1月12日は新シーズンに向けて色々な情報が飛び込んできました。
まず新外国人の加入が唐突に発表されました。
その名はアルトゥール・カイキです。
全く噂にすら上がっていなかった選手でかなりびっくりしました。
ブラジル人で1992年6月15日生まれの28歳です。
選手として脂が乗る年齢でいいのではないでしょうか。
しかも契約満了のようなので移籍金がなく獲得できています。
174cm、71kgで右利きの左サイドを主戦場とするアタッカーです。
ただ右サイドハーフやFWまで攻撃のポジションならどこでもできそうです。
2017年8月15日に行われた浦和レッズvsシャペコエンセのスルガ銀行チャンピオンシップで来日しています。
その試合は17番のFWとしてフル出場していました。
また所属はサウジアラビアのアル・シャバブFCになっていますが2020年はブラジル2部(セリエB)のクルゼイロECに期限付き移籍をしていました。
クルゼイロではリーグ戦25試合4得点1アシストを記録しています。
映像でプレーを見ましたがスピードタイプというよりはボールを受けてカットインから右足のシュートまたはクロスを上げることに特徴がありました。
また右足のミドルシュートはかなり強烈です。
さらにフリーキッカーでもあり早くて強いボールを蹴っていました。
相手DFからしたら迂闊にファールができなくなるので他のチャンスも広がります。
これまでブラジルでは1部(セリエA)で130試合出場25ゴール10アシスト、2部(セリエB)で101試合出場25ゴール4アシストと攻撃力に期待できそうです。
ここまでいいこと尽くしですが不安材料もあります。
それはほぼ1年でどのクラブも退団しています。
2010年にブラジルのイラチSCでプロ入り後ブラジルで12クラブ、エジプトで1クラブ、サウジアラビアで1クラブ(レンタル移籍を含む)となっています。
28歳で鹿島アントラーズが15クラブ目です。
特にJリーグに初挑戦なので馴染めればいいですが何かあった時にすぐに帰国してしまわないか心配はあります。
鹿島にはブラジル人選手も多くまたジーコテクニカルディレクターもいます。
うまく適応して活躍してもらい杞憂に終わればと思います。
さらに鹿島アントラーズの2021年シーズンの登録選手とスタッフも発表になりました。
例年はまずいつ新体制が発表されるのかアナウンスされますが今年は突然やってきました。
スタッフのGKアシスタントコーチに曽ケ端準の名前があり新鮮でした。
選手ですが荒木遼太郎の13番と上田綺世の18番には驚きました。
鹿島の13番と言えば柳沢敦、興梠慎三とエースの背番号です。
今年の荒木に対するクラブからの期待を感じました。
また18番はマルキーニョス、セルジーニョと鹿島の歴史に名を残すFWが付けていた番号です。
上田にはぜひ鹿島史上初の日本人得点王を目指してほしいと思います。
そして10番と15番は空いていますね。
これは元鹿島のボランチとセンターフォワード2人の復帰のために空けているのではないかと期待してしまいます。
選手の詳細はまた後日別記事で書きたいと思います。
最後に開幕戦と第2節の日程も発表されました。
第1節
2月27日(土) 鹿島アントラーズvs清水エスパルス(県立カシマサッカースタジアム)
第2節
3月6日(土) ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ(パナソニックスタジアム吹田)
キックオフの時間はまだ未定ですがおそらくデーゲームでしょう。
開幕戦は大型補強の清水で次が昨シーズン2位のガンバです。
清水は新戦力が多いため連携面で不安があります。
きっちり勝ちましょう。
ガンバは2月15日からACLのグループステージが始まる予定ですのでいきなり過密日程です。
その間にベストコンディションで勝ちましょう。
今年は開幕2連勝でいいスタートダッシュを切りたいです。
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