2022年のJ1リーグはちょうど半分の17試合が終了しました。(6月24日時点)
ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島の第15節が新型コロナの影響で延期になり6月29日に開催されることになっています。
18クラブ中16クラブが17試合を消化しある程度優勝争いが絞られてきました。
ただ今季は稀に見る混戦であり1試合少ない5位のサンフレッチェ広島まではどこが優勝してもおかしくありません。
8位のサガン鳥栖までで勝ち点差10なのでこの辺りまでが優勝の可能性はありそうです。
その中で鹿島アントラーズもしっかりと優勝争いのグループに入っています。
17試合で勝ち点33(10勝3分4敗)の2位です。
首位の横浜F・マリノスと勝ち点差1であり十分射程圏内です。
成績だけ見ればそれほどいいものではありませんが順位は相対評価なのでそれほど気にしていません。
最終的に一番上の順位になれるように応援するのみです。
仮にこのペースで最後まで行くと最終勝ち点は66になります。
勝ち点66を取った場合どのくらいの順位になるのでしょうか。
過去の優勝勝ち点と勝ち点66の順位を調べてみました。(2015年、2016年は年間勝ち点最多クラブ)
また昨年2021年のみ38試合制でした。
勝ち点66は38試合に換算すると勝ち点74になります。
そのため勝ち点74での順位を載せています。
2012年以降10年間のデータは以下の通りです。
2012年
サンフレッチェ広島 勝ち点64→優勝
2013年
サンフレッチェ広島 勝ち点63→優勝
2014年
ガンバ大阪 勝ち点63→優勝
2015年
サンフレッチェ広島 勝ち点74→3位
2016年
浦和レッズ 勝ち点74→3位
2017年
川崎フロンターレ 勝ち点72→3位
2018年
川崎フロンターレ 勝ち点69→2位
2019年
横浜F・マリノス 勝ち点70→2位
2020年
川崎フロンターレ 勝ち点83→2位
2021年
川崎フロンターレ 勝ち点92→3位
2012年から3年間は勝ち点66あれば優勝できていました。
それが少しずつ優勝ラインは上がってきています。
特にここ2年間は川崎フロンターレが圧倒的な強さで優勝しているため大きく上がっていました。
しかし勝ち点66の順位のラインは変わっていません。
ここ10年間は全てACL圏内となる3位以内をキープできる成績です。
そのためある程度評価されるべき勝ち点であると言えます。
しかし鹿島が狙っているのは頂点のみです。
今季は首位のマリノスが17試合で勝ち点34なのでこのペースだと勝ち点68が優勝ラインになります。
ただ年末にW杯があるため夏場の暑い時期にかなりリーグ戦が組み込まれています。
さらにマリノスはACLの決勝トーナメントに進出するため過密日程になります。
そのため前半戦よりも勝ち点は伸び悩む可能性が考えられます。
そうなると2012年から2014年のように勝ち点60前半での優勝もあるかもしれません。
鹿島としてはこのペースを維持し最後の6試合で抜け出したいですね。
対戦相手を見ると残り6試合は中位から下位のクラブが固まっています。
3連覇した時は終盤に2007年は9連勝、2008年は1分からの3連勝、2009年も1分からの5連勝と勢いを持って最後まで走り切りました。
あの時の再現を狙いたいです。
気になるのは負けた4試合がマリノス、川崎、サンフレッチェ広島、FC東京と全て上位陣相手ということです。
後半戦もこの4クラブに全て負けてしまうとかなり厳しくなってしまいます。
逆に3勝できたら優勝はかなり現実味を帯びてきそうです。
FC東京以外の上記クラブに柏レイソルやセレッソ大阪との上位対戦は8月までに終わってしまいます。
今年は勝負は夏場になりそうです。
そこまでにいい位置をキープしラストスパートで抜け出しましょう。
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