2022年のJリーグも佳境に入ってきました。
今年は4年に1度のワールドカップイヤーです。
カタールで行われるため史上初めての冬開催となっています。
そのため今季のJリーグは11月5日に全日程が終了します。
その前に天皇杯、ルヴァン杯も終了するため残りは2ヵ月ほどしかありません。
どのクラブも選手の入れ替わりがあるため今のメンバーで戦えるのも残りわずかです。
サポーターもこれまで以上に応援に熱を上げていきたいですね。
そして暑かった8月も終わり9月になります。
徐々に朝晩は秋めいた気温になってきました。
まだナイトゲームが続くのでプレーする選手もサポーターも快適に観戦できるかと思います。
ここで8月も終わりましたので恒例の振り返りをしていきます。
8月も非常に苦しい月でした。
まずは全公式戦を振り返ってみます。
8月6日J1第24節サンフレッチェ広島 ●0−2
8月14日J1第25節アビスパ福岡 ○2−0
8月21日J1第26節湘南ベルマーレ △1−1
8月27日J1第27節川崎フロンターレ ●1−2
リーグ戦4試合を戦い1勝1分2敗でした。
広島戦のみが気温24.1℃とまだよかったですが福岡戦が28.8℃、湘南戦が26.5℃、川崎戦が29℃とナイトゲームにもかかわらず暑さとの戦いになります。
最も気候の良かった広島戦では鹿島の特徴であった縦に速いサッカーが表現できるかと思われました。
中盤まではまずまずの展開も最後に息切れをしてしまいます。
結局広島のしたたかさの前に0−2の完封負けです。
前節の横浜F・マリノス戦から上位陣に連敗し不穏な空気が漂い出します。
そして8月7日にレネ・ヴァイラー監督とコーチ陣の退任が発表されます。
レネ監督はコロナの入国制限により合流は3月中旬にずれ込みそのためわずか5ヵ月でクラブを去ることになりました。
その後任には岩政大樹コーチが昇格します。
この人選しかありませんでしたね。
2年連続でのシーズン途中の監督交代とチームがうまくいっていないことは誰が見ても明らかです。
鹿島アントラーズの復権はOBである岩政大樹に託されました。
そして準備期間の短い中で初戦の福岡戦は2−0とリーグ戦6試合ぶりの勝利を挙げます。
先制点のオウンゴールを誘発した鈴木優磨と岩政監督との抱擁は信頼関係の良さを感じました。
その後の2試合は勝てず変革は始まったばかりです。
湘南戦では鹿島初のナイジェリア国籍のエレケがデビューしました。
レネ・ヴァイラー前監督の秘蔵っ子です。
8月1日に完全移籍での加入がクラブ間合意に達したことが発表されます。
その直後にレネ監督はチームを去りますが鹿島の力になりたいと入団してくれました。
まだフィットしているとは言い難いですが体のしなやかさからやってくれそうな雰囲気はあります。
また8月30日からは就任まで時間がかかっていたコーチ陣も練習に合流しています。
これまでは鹿島のOBが務めることが多かったですが岩政監督の人脈から予想もしないところから連れてきました。
欧州での経験があり鈴木隆二コーチはフットサルの日本代表コーチでもありました。
きっと新しい風を吹き入れてくれるでしょう。
9月は好調の浦和レッズ戦、そして現実的にタイトルを狙える天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦と大事な2連戦でスタートです。
常勝軍弾復活に向けて基礎を固めていきたいですね。

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