12月21日にYouTubeチャンネル「Sou Mais Bahia」でブラジル1部ECバイーアがエヴェラウドの獲得交渉を進めていることが報じられました。
エヴェラウドは数日中にもバイーアで入団テストを受けるようです。
これまでエヴェラウドは移籍ウインドーが開くごとに移籍の噂が絶えませんでした。
特にブラジル国内では人気株で、これまでにもコリンチャンスやグレミオ、アトレチコ・ゴイアニエンセと様々なクラブの名前が出ていました。
今回はついに移籍が決まってしまうのでしょうか。
現在バイーアはシティ・フットボール・グループの仲間入りを果たしています。
シティ・フットボール・グループはマンチェスター・シティを筆頭とした多数のクラブを保有する世界的なサッカー事業グループです。
Jリーグでは横浜F・マリノスも2014年7月からパートナーシップを締結しています。
資金には余裕があるため約10億レアル(約256億円)が投資されるとのことです。
特にストライカーを探しているようでエヴェラウドも候補の一人となりました。
しかもエヴェラウドの契約期間は2023年1月31日です。
そのためフリーでの移籍となってしまいます。
これなら多少年俸が高くても手を挙げるクラブは他にも出てきそうです。
エヴェラウドは2020年に鹿島アントラーズに加入しました。
ちょうどコロナ禍になったタイミングで異国の地での生活は大変だったでしょう。
それでも日本を気に入ってくれ鹿島でプレーしてくれました。
そして今季まで3シーズンを過ごしています。
来季鹿島は契約延長する可能性はどのくらいあるのでしょうか。
これまでのリーグ戦成績と推定年俸を見てみたいと思います。
2020年 6500万円
リーグ戦33試合(2647分出場)18得点
2021年 1億2000万円
リーグ戦28試合(1549分出場)1得点
2022年 1億円
リーグ戦19試合(542分出場)5得点
加入した1年目は年俸に見合った活躍をしてくれます。
18得点はオルンガに次ぐリーグ2位の得点数でした。
そのためチームは5位ながらもJリーグベストイレブンに選出されています。
しかし2年目の2021年は絶不調です。
出場時間こそ多くあったもののシュートは打てど入らずまさかの1得点に終わりました。
そして今季は上田綺世、鈴木優磨の前に出場することすら難しくなります。
ほぼベンチ要員の1年となりました。
それでも出場時間から考えれば得点は取れていました。
成績を見てしまうと現状の年俸では来季の契約延長は無さそうです。
大幅な減俸で残留するか移籍になってしまうと思います。
後は本人の気持ち次第です。
鹿島でプレーしたいのかブラジルでプレーしたいのかそこが一番大事になってきます。
エヴェラウドは相手DFを弾き飛ばすほどフィジカルが強くパワフルなシュートを放ちます。
現在のJリーグを見渡してもここまでの能力のある外国籍選手はいません。
できればもう一度鹿島で輝く姿が見たいです。
早ければ年内にもどうなるか結果がわかるかもしれません。
もうしばらく待ちたいと思います。

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