神村学園高校の2年生FW福田師王の周辺が騒がしくなりました。
2月9日に今年3月にドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに練習参加することがわかったと日刊スポーツで報じられています。
今回は練習参加するのみで入団に繋がるかはわかりません。
練習参加とは言え、世界トップクラブでどこまでできるか楽しみです。
爪痕を残せば高卒でいきなり海外クラブ入団の可能性もありそうです。
ただバイエルンには2011年の夏にガンバ大阪から宇佐美貴史が入団しています。
宇佐美は19歳でしたがその時点でJリーグで2年半プレーしており経験と実績がありました。
それでも1年間でリーグ戦に3試合しか出場できず退団です。
宇佐美ですら厳しい現実を突きつけられています。
いきなり欧州ではなくJリーグで2、3年ほど経験を積んでからでも遅くありません。
福田はU-18日本代表候補であり、来年度の高体連選手の目玉です。
既に複数のJクラブが争奪戦を展開しているとの噂もあります。
昨年9月には鹿島アントラーズの練習にも参加しており獲得リストに入っていることは間違いなさそうです。
まずはどんな選手か簡単に経歴紹介からしていきます。
福田は2004年4月8日生まれの高校2年生です。
附属の神村学園中学から高校に進学しています。
神村学園高校は全国高校サッカー選手権に5年連続9回も出場している名門校です。
その中で福田は1年生からレギュラーとして活躍しています。
そして2年連続で出場し1得点ずつあげています。
チームが早々に敗退しているためそれほど話題になっていませんが能力は間違いありません。
プレースタイルは常にゴールを狙うストライカーです。
178㎝、70kgとそこまでサイズはありませんが空中線も強くワンタッチゴール、背後への抜け出しなど、様々なパターンを持っています。
興梠慎三に似たタイプと言えそうです。
この1年で4cmほど身長は伸びているのでまだ成長過程かもしれません。
できれば来年鹿島に加入してほしい選手です。
鹿島は数年おきに有望な高校生ストライカーを獲得しています。
1996年 柳沢敦(富山第一高等学校)
2005年 興梠慎三(鵬翔高校)
2009年 大迫勇也(鹿児島城西高校)
2015年 鈴木優磨(鹿島アントラーズユース)
2020年 染野唯月(尚志高校)
周期では来年あたりでいいFWが入団してくれるとうまく次世代に引き継ぐことができます。
福田は2024年パリオリンピックは20歳で迎えるため順調にいけばメンバー入りをする可能性はあります。
そうなると染野との2トップも夢ではありません。
鹿島のFW陣はレギュラークラスになれば皆日本代表にまで登り詰めています。
ぜひ福田には鹿島に入団してもらい将来の日本代表のエースになってもらいたいと思います。
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