11月20日は第36節大分トリニータ戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
両チームともに約2週間ぶりの試合でありコンディション面では万全です。
鹿島アントラーズはリーグ戦3連勝中と終盤にかけて結果が出てきました。
連勝は8月末以来です。
この勢いを最後まで継続してもらいたいと思います。
現在4位の鹿島アントラーズにとってこの試合は勝つしかありません。
3位のヴィッセル神戸とは勝ち点差が5と追いつけるかギリギリのところです。
この試合で鹿島が負けて神戸が勝ってしまうと3位が消滅してしまいます。
まだ川崎フロンターレが天皇杯に残っているため来季のACLの可能性は残りますが完全な他力本願になってしまいます。
勝って残り2試合にACLの可能性を残したいです。
また大分トリニータにとっても大事な試合になります。
現在18位のJ2降格圏に沈んでおり抜け出すためには16位の清水エスパルスと勝ち点差5離れています。
そのため大分が負けて清水が勝つと大分のJ2降格が決定します。
状況は違えど勝利に対するモチベーションはお互いに高いです。
過去のリーグ戦対戦成績ですがこれまで21試合行っており、12勝5分4敗です。
得点は32、失点は17ですので得失点差も稼いでいます。
勝率は57%であり、現在J1に所属している中では高い方です。
大分は2008年にJ1で4位になり旋風を巻き起こしましたが2009年に17位でJ2降格が決まります。
その後2013年にJ1に復帰をするもまたJ2に降格しさらには2016年はJ3も味わっています。
そして2019年に久しぶりにJ1に上がってきました。
ここ2年間は9位、11位とまずまずの成績を残しています。
直近3年間の対戦成績を見てみましょう。
2019年
2月23日第8節 ●1-2
8月17日第23節 ○1-0
2020年
8月1日第8節 ○4-1
9月27日第19節 ●0-2
2021年
6月23日第19節 △0-0
相性の良かったはずなのにここ5試合では2勝1分2敗と全くの五分です。
それを象徴するかのような試合が今年の前半戦でした。
両チームともに終始スローテンポで全く試合に動きがありません。
シュート数も鹿島3本、大分1本という稀に見る凡戦でした。
しかも鹿島はアウェイでしたが30周年記念の3RDユニフォームを着用した記念すべき試合でした。
現在までこの試合でしか着用しておらず苦い思い出とともに残ってしまいました。
いよいよ今季も残すところ3試合となりました。
現在の鹿島アントラーズの選手たちで戦えるのも残りわずかです。
厳しいプロの世界なので出会いがあれば別れもあります。
特に今年は3年連続無冠であり来季を考えるとオフシーズンに大幅な入れ替えがありそうです。
どんな未来が待っているかわかりませんが最高のパフォーマンスで3連勝し優勝の美を飾ってもらいたいです。
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