鹿島アントラーズというチームが誕生してから今年まで228人の選手が所属してきました。
前回は歴代ベスト11を出場数から選定しました。
そして結果的に全員が日本人でした。
そのため外国籍選手のみでベストイレブンを調べてみました。
今回も同じように出場試合数です。
外国籍選手はこれまで61人所属してきました。
またフォーメーションは前回同じ伝統の4-4-2です。
リーグ出場記録は10月18日時点です。
GK
クォンスンテ 76試合
鹿島のGKで外国籍は彼一人でした。
そのため自動的に選出です。
安定感のあるセービングで長年レギュラーだった曽ヶ端からポジションを奪いました。
いつも笑顔でチームに明るさをもたらす選手です。
右SB
ジョルジーニョ 103試合17得点
当時現役セレソンの加入は非常に驚きでした。
鹿島では本職の右サイドバックだけでなくボランチでも活躍しました。
キックの精度が素晴らしくクロスやスルーパスなど世界レベルを体感させてくれました。
1996年の鹿島初タイトルは彼なしには語れません。
主な個人タイトル:JリーグMVP(1996年)、Jリーグベストイレブン(1996年)
CB
ファビアーノ 66試合2得点
179cmとCBにしてはサイズは大きくありませんでした。
しかし適格なカバーリングでピンチを防ぎました。
2000年3冠時のレギュラーです。
CB
ファンソッコ 36試合0得点
2シーズンの所属で絶対的なレギュラーにはなれませんでした。
しかし韓国代表だけあって能力は高かったです。
2015年ナビスコ杯決勝のゴールは忘れられません。
左SB
アウグスト 42試合9得点
超攻撃的な左サイドバックでした。
無尽蔵のスタミナでオーバーラップからのクロスが売りでした。
ゴール数はDF登録された外国人では歴代1位です。
DH
フェルナンド 102試合19得点
ちょうど無冠だった2003~2006年に所属。
そのため地味な印象があります。
元々は攻撃の選手でしたが鹿島ではボランチでした。
左足のキックが正確で得点力もありました。
DH
レオシルバ 96試合7得点
フットサル出身だけあって足元の技術が高いです。
またボール奪取能力が高くゲームメイクもできます。
全盛期は過ぎたかもしれませんが、まだまだ鹿島に必要な選手です。
SH
ビスマルク 137試合33得点
司令塔という言葉がこれほど似合う選手はいません。
彼にボールを預ければどうにかしてくれるという信頼感がありました。
若き日の小笠原に絶大な影響を与えました。
決勝戦になるといつも以上の活躍でチームにいくつものタイトルをもたらしてくれました。
主な個人タイトル:Jリーグベストイレブン(1997年)
SH
カイオ 78試合23得点
鹿島史上最大の掘り出し物となった選手。
C契約から一気にレギュラーになりました。
絶好調時のドリブルのキレはどんなDFでも止められません。
セレソンに選ばれる日を楽しみに待っています。
主な個人タイトル:Jリーグベストヤングプレーヤー賞(2014年)
FW
マルキーニョス 119試合59得点
アントラーズ歴代外国人1位のゴール数を誇ります。
Jリーグ3連覇時のエースです。
右足からパンチのあるシュートが魅力でした。
ゴールだけでなく守備もしっかりする模範的な選手です。
主な個人タイトル:JリーグMVP(2008年)、Jリーグ得点王(2008年)、Jリーグベストイレブン(2008年)
FW
マジーニョ 100試合52得点
レオナルド、ビスマルクと同時期に所属していたこともありゴールが伸びました。
動き出しも良くシュートもうまかったです。
1997年開幕戦でハットトリックをしました。
以上の11人となりました。
今回歴代外国人を振り返ったところ攻撃の選手がとても多かったです。
逆に守備陣は非常に少なく日本人でチーム作りをしていることがわかりました。
今後もこの傾向は続くのでしょうか。
長く活躍する外国人選手も見たいです。
もしこの外国人ベストイレブンと日本人ベストイレブンが対戦できたらどちらが勝つのでしょうか。
夢の対決に妄想が膨らみます。
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