今や三笘薫と言えばJリーグを見ている方では知らない人はいないと思います。
そのくらい知名度抜群です。
特徴的なドリブル、シュート決定力は群を抜いています。
また川崎フロンターレで優勝に貢献しておりその点でもインパクトが強いです。
また彼が今年大卒一年目のルーキーだということも大きなポイントではないでしょうか。
今年川崎は圧倒的な強さで優勝しました。
まだ試合数が残っているためJリーグ史上最高の記録を作り上げる可能性があります。
ただチームとしては物凄く突出していることは間違いありませんが、個人として誰がすごいかと言われるとすぐに思い浮かびません。
そのためルーキーの三笘が様々な個人賞を獲る可能性を探っていきたいと思います。
まずは数字が見える得点王です。
ここまで12得点でランキング7位です。(12月1日現在)
オルンガが25得点で抜け出しているため得点王は難しいです。
新人最多得点は2009年の渡邉千真(当時横浜F・マリノス)と2014年の武藤嘉紀(当時FC東京)の13得点となっています。
ゴールはここ6試合で1得点と失速気味なので本人もどうにか更新したいでしょう。
次にベストヤングプレーヤー賞(新人王)ですが2010年に規約が変更になっています。
2009年までは満23歳まででしたが、2010年以降は満21歳以下です。
そのため1997年5月20日生まれの三笘には受賞資格がありません。
以前まででしたら確実に新人王になっていたでしょう。
その次はベストイレブンです。
第30節までで26試合出場(スタメン8試合)12得点、8アシストです。
8アシストはリーグ4位の記録となっています。
途中出場が多くフル出場は1試合しかありません。
そこをどう見るかですね。
ベストイレブンの選考対象は17試合以上出場の選手で18クラブの監督、選手の投票で決まります。
つまりマスコミやサポーターの評価は考慮されません。
ただいい場面でのゴール、アシストが多いため選ばれるのではないかと思います。
もしルーキーでの選出となれば1998年の小野伸二以来2人目となります。
最後にMVPです。
こちらはベストイレブンに選ばれた選手の中から各ポジションの最高投票者の4名と優勝クラブ所属のベストイレブン選出者の2次投票から決まります。
そのため優勝チームからの方が有利になります。
おそらくGKチョンソンリョン、DFジェジエウ、DF谷口彰悟はベストイレブンに入ってくるでしょう。
今年は攻撃がクローズアップされることが多かったですが守備もかなりよかったです。
最終的に攻撃のチームとして評価されれば三笘が獲る可能性は十分あります。
もし受賞すればルーキーでのMVPは史上初の快挙です。
今年のJリーグアウォーズは12月22日に開催されます。
三笘はルーキーとして今年の顔になれるか注目ですね。
また彼は東京オリンピックの世代です。
来年メンバーに選出されぜひ海外移籍してほしいと思います。
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