2022年のJリーグも各クラブに試合消化のばらつきはありますが8〜10試合が終了しました。
シーズンの約1/4〜1/3が終わっており優勝候補が絞られつつあります。
名古屋グランパス、ヴィッセル神戸は選手層から考えればかなり下の順位になっています。
また柏レイソル、京都サンガF.C.は大方の予想をいい意味で裏切り上位に付けてきました。
現在のトップ3である川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスは順調なスタートダッシュをし大崩れするようなチームではありません。
そのためこの3クラブのどこかが優勝する可能性は高いと思っています。
ただどのクラブも勝ち点を伸ばし切れていない印象です。
ここから抜け出すには連勝が必要です。
過去のJリーグでも優勝するには必ずと言っていいほど連勝があり、他クラブを引き離しています。
4連勝以上すれば大型連勝だと思います。
以下が過去5年の優勝クラブの成績と大型連勝の結果です。
2017年 川崎フロンターレ
勝ち点72(21勝9分4敗)得点71 失点32 得失点差39
2018年 川崎フロンターレ
勝ち点69(21勝6分7敗)得点57 失点27 得失点差30
4連勝(第14節〜第17節)
2019年 横浜F・マリノス
勝ち点70(22勝4分8敗)得点68 失点38 得失点差30
7連勝(第28節〜第34節)
2020年 川崎フロンターレ
勝ち点83(26勝5分3敗)得点88 失点31 得失点差57
10連勝(第2節〜第11節)
12連勝(第13節〜第25節)
2021年 川崎フロンターレ
勝ち点92(28勝8分2敗)得点81 失点28 得失点差53
5連勝(第1節〜第5節)
5連勝(第6節〜第19節)※第19節アビスパ福岡戦が前倒し開催
7連勝(第27節〜第33節)
2017年の川崎は大きな連勝こそありませんでしたが第20節以降最終節まで11勝4分と無敗でした。
その間に3連勝を3回もしています。
その後の4年間は優勝クラブは必ず大型連勝がありました。
また終盤戦にしているケースが多いです。
鹿島は今季はすでに第3節から第7節で5連勝をしています。
この連勝があったからこそ今の順位に位置することができました。
しかしこの2試合は勝てず貯金がなくなりつつあります。
ここからしばらくは中位、下位クラブとの対戦が続きます。
そのため取りこぼしを最小限に戦っていきたいです。
そして終盤の勝負どころで5連勝くらいできれば優勝できると思います。
鹿島も3連覇した時には終盤戦で無類の強さを発揮しました。
2007年は9連勝、2008年は3連勝、2009年も5連勝と全て連勝でフィニッシュしています。
逆に優勝を逃した2017年は最後が2試合連続の引き分けでした。
やはり終盤戦での連勝は鍵になりそうです。
まずは優勝争いができるよう今は着実に勝ち点を積み上げていきたいですね。

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