6月27日は第20節コンサドーレ札幌戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
鹿島はここ2試合下位クラブ相手に引き分けが続いています。
ルヴァン杯、天皇杯は順調に勝ち進んでいますが肝心のリーグ戦では結果が出ていません。
首位川崎フロンターレとの勝ち点差は26も離されており奇跡がない限り逆転は難しい状況です。
ただ2位は現実的に狙える位置にいるためここで踏ん張って上位に食い込んでいきたいところです。
対するコンサドーレ札幌は現在17試合で7勝4分6敗の勝ち点25の暫定11位です。
鹿島より下の順位ですが2試合消化が少ないため実質同じような成績です。
こちらもルヴァン杯のプレーオフで横浜F・マリノスを倒し天皇杯も2回戦のソニー仙台FCに5−3で競り勝っています。
リーグ戦4試合負けなしを含む公式戦8試合負けなしとチーム状況は良さそうです。
おそらく1点を争う接戦になると思われますがしぶとく勝利したいです。
これまで札幌とのリーグ戦対戦成績ですが19試合行っており、12勝4分3敗です。
得点は40、失点は17と圧倒しています。
また勝率も約63%とかなり高いです。
そして札幌がJ1に定着した2017年からの過去5年間の対戦成績です。
2017年
6月17日第15節 ○3-0
10月29日第31節 ○2-1
2018年
3月31日第5節 △0-0
9月23日第27節 ○2-0
2019年
3月17日第4節 ○3-1
9月28日第27節 △1-1
2020年
7月8日第3節 ●0-2
10月18日第23節 ●0-1
2021年
4月11日第9節 △2-2
通算の勝率は良いですがここ4試合勝ちがありません。
2分2敗と苦手なクラブになっています。
これまで札幌相手に3敗しかしていないのに2020年だけで2敗しています。
急激に相性が下降しているのが気になるところです。
札幌との試合で特に思い出されるのが今年の前半戦の第9節に行われた札幌ドームのゲームです。
永戸勝也、上田綺世のゴールで2点を先行するもその後は札幌の攻撃を耐え凌ぐことができず2−2のドローに終わりました。
そしてこの試合の結果を受けてザーゴ監督が解任されました。
もちろん1試合だけの結果を受けて決断されたわけではありませんが引き金となった試合であることは間違いありません。
あの時の悔しさを晴らすべくリベンジをしたいゲームです。
その後相馬監督になりV字回復をしたかに思われましたがここに来て失速気味になっています。
そのためにも浮上のきっかけとなる試合にしたいです。
元々コンサドーレ札幌にとってカシマサッカースタジアムは鬼門でした。
これまで1998年の昇格以降リーグ戦で一度も勝利したことがなかったのです。
しかし昨年第3節で初勝利を献上してしまいました。
それにより呪縛が解けてしまったのか再度カシスタが鬼門になるのか分かりません。
もう一度札幌に苦手意識を植え付ける試合を見せつけてもらいたいと思います。
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