ヴィッセル神戸との対戦成績を振り返る【負の連鎖を断ち切らなければならない】

鹿島アントラーズ

4月15日は第8節ヴィッセル神戸戦が県立カシマサッカースタジアムで行われます。

鹿島アントラーズはリーグ戦7試合を終え2勝1分4敗の14位です。

現在は3連敗中と負けが込んできました。

前節も最下位の柏レイソルに完封負けを喫し悪い流れを断ち切ることはできません。

なかなか結果が出ずにクラブもサポーターもフラストレーションが溜まっている状況です。

そろそろ何らかの手を打つべきデッドラインに近づいています。

早くも首位とは勝ち点9も離れてしまいました。

上位陣へ食らいつくためにももう負けられません。

そして今節はその首位のヴィッセル神戸との対戦になります。

下位クラブとの対戦が多かった中できっちりと勝ち点を稼いできました。

7試合を全て日本人のみで構成しておりこれまでの助っ人に頼るサッカーから脱却しつつあります。

戦力は整っているだけにこれ以上波に乗せてしまうと厄介です。

ここまで神戸とはリーグ戦通算成績ですが48試合行っており、27勝10分11敗です。

勝率は56.3%と平均よりやや高い勝率になっています。(全体では1031試合で564勝155分312敗の勝率54.7%)

48試合で得点は88、失点は46です。

守備陣は非常に踏ん張れています。

以下がここ7年間の対戦成績です。

2016年
6月18日1st第16節 ○2-1
11月3日2nd第17節 ●0-1

2017年
5月14日第11節 ●1-2
8月9日第21節 ○2-1

2018年
4月25日第10節 △1-1
9月29日第28節 ○5-0

2019年
5月12日第11節 ○1-0
11月30日第33節 ●1-3

2020年
8月16日第10節 △2-2
10月21日第33節 ○3-1

2021年
4月24日第11節 △1-1
8月21日第25節 ●0-1

2022年
3月11日第4節 ○2-0
7月16日第22節 △1-1

ここ14試合では6勝4分4敗です。

勝ったり負けたりを繰り返しています。

不思議なことに神戸とはホームとアウェイで両極端な結果です。

その内訳はホームで4分3敗、アウェイで6勝1敗となっています。

しかもホームでは9年連続未勝利という不名誉な記録が続いています。

最後にホームで勝ったのは2012年第24節でありこの試合を1−0で勝利します。

そして2013年は神戸がJ2だったので対戦がありません。

2014年にJ1に復帰以降は4分5敗となっています。

川崎フロンターレ以上にホームでは勝てていません。

このジンクスは今節で止めたいです。

ホームで最後の勝利となった上記2012年で決勝ゴールを決めたのは大迫勇也です。

大迫はドイツでの海外生活を終えJリーグ復帰時は鹿島ではなく神戸に加入しました。

そして昨季の第22節で古巣鹿島と初対戦です。

その試合でかつてのホームスタジアムに凱旋し神戸の大迫として先制点を挙げました。

今季は全試合にスタメン出場中で3得点と攻撃陣を引っ張っています。

絶対に大迫に決めさせるわけにはいきません。

特徴はわかっているだけにどうにか封じ込めたいです。

鹿島は鈴木優磨、昌子源と攻守の要の不調は明らかです。

彼らがどうしたら復調するかチームで考える必要があります。

一度スタメンから外してみるのも手かもしれません。

そしてチームの心臓部である佐野海舟が左膝内側側副靭帯損傷で全治約4週間の離脱となっています。

まさにこの期間が正念場です。

2020年、2021年はシーズン早々に優勝争いから脱落しました。

昨年も夏場までは粘りましたが最後は失速しました。

岩政監督は開幕前に「どういう状態で前半で勝ち点を稼ぎ、後半に優勝まで持って行くことを描きながらやっていく絵はできている。」と仰っていました。

そのためにもこれ以上勝ち点差を広げられるわけにはいきません。

ホームリーグ戦ではシーズン跨ぎで6試合連続未勝利とクラブワースト記録を更新中です。

ここで長くホームで勝てていない首位の神戸に勝つことは勝ち点3以上の意味をもたらします。

今季の鹿島が浮上できるならこの試合しかないでしょう。

全てをぶつけるくらいの強い気持ちをもって最後まで戦ってほしいです。

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