3月15日はルヴァンカップ第1節大分トリニータ戦が昭和電工ドーム大分で行われます。
元々はルヴァン杯初戦として2月23日に行われる予定でした。
しかし大分トリニータで複数名のコロナ陽性者が出たため、チームは活動停止になり延期されていました。
そしてようやくの開催です。
そのため鹿島は第2節のセレッソ大阪戦を先に行っています。
ホームゲームであったにもかかわらず良さを全く出せずに0−1で敗れました。
ルヴァン杯は黒星発進となっています。
グループステージは4チームの2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)です。
まずは6試合の短期決戦です。
そこで2位以内に入ってプレーオフステージを勝ち上がり、プライムステージ(決勝トーナメント)を目指すようになります。
おそらく勝ち点10が2位以内になる目安になるでしょう。
鹿島のいるAグループは2試合を消化したセレッソ大阪が2連勝の勝ち点6と抜け出しました。
もし鹿島は連敗をしてしまうとかなり離されてしまいます。
やはり初戦を落としたことでカップ戦を難しくしてしまいました。
現行の大会方式になった2005年以降のグループステージ初戦の結果は以下の通りでした。
2005年3月19日
清水エスパルス △1−1
2006年3月29日
大分トリニータ ○4−1
2007年3月21日
アルビレックス新潟 ●1−3
2012年3月20日
ヴィッセル神戸 ○2−0
2013年3月23日
FC東京 ●2−4
2014年3月19日
FC東京 ●1−3
2016年3月27日
ヴァンフォーレ甲府 ●1−2
2020年2月16日
名古屋グランパス ●0−1
2021年3月3日
サガン鳥栖 ○3−0
昨年までグループステージは9回出場し初戦は3勝1分5敗です。
そして初戦に勝利した3大会は全てGSを突破できています。
問題は引き分け以下であった場合がどうであったかです。
まず引き分けスタートは2005年でした。
2005年は△〇●●△●で勝ち点5しか挙げられずGS最下位で敗退をしています。
最初の2試合で勝ち点4を稼ぎGS突破は見えてくるも連敗し波に乗れませんでした。
そして黒星スタートだった場合はGS突破2回、敗退3回となっています。
2007年、2013年がGS突破です。
2007年は●〇●〇〇〇、2013年は●〇〇〇〇●と3連勝、4連勝があり大きく貯金を作りました。
連勝は突破への鍵となりそうです。
また敗退した2014年は●〇〇●●〇、2016年は●●〇●△●となっています。
2020年はコロナ禍で大会が縮小され3試合しか行われていません。
●●〇で敗退でしたが、初戦が終わった後に大会方式が変更されたため不運でした。
こうして見ると初戦を勝てなかった場合、連敗をすると必ずGSを敗退しています。
逆に初戦で負けても3連勝以上があるとGSを突破できています。
過去のデータからではありますが鹿島にとってはルヴァン杯2戦目となる大分戦は重要になってきます。
ここで負けたらGS敗退が濃厚と言えます。
そのため絶対に勝ちたい試合です。
そして第3節のガンバ大阪戦も勝利しGS突破への道筋を作りたいです。
理想はここから4連勝し最後の試合を消化試合にできたら普段出番のない選手を試せるので一番いいですね。
今節はレネ・ヴァイラー監督が初めて指揮を取る試合でもあります。
どのようなメンバー、システムで来るのでしょうか。
まだ合流直後なのでやりたいサッカーの全貌はわからないでしょう。
それでも楽しみです。
うまく結果が出るよう祈っています。

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