第32節川崎フロンターレ戦を振り返って【またしても川崎に勝てず】

鹿島アントラーズ

9月22日は第32節川崎フロンターレ戦がカシマサッカースタジアムで行われました。

ACLの関係で前倒し開催となった試合です。

結果は1−2での逆転負けです。

川崎相手に11試合ぶりに先制点を決め途中までは勝てそうな雰囲気はありました。

しかし最後の10分間に圧力に耐え切れず連続失点し敗戦です。

これが今の鹿島の力のような気もします。

これで川崎戦は12試合勝ちなしとなってしまいました。

まずは試合を振り返っていきます。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF22 広瀬陸斗
DF33 関川郁万
DF28 町田浩樹
DF2 安西幸輝
MF20 三竿健斗
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF7 ファン アラーノ
MF11 和泉竜司
FW13 荒木遼太郎
FW18 上田綺世

中3日ですが前節のガンバ大阪戦と全く同じメンバーです。

相馬監督は前節のいい流れをそのまま活かしてきました。

試合は立ち上がりから鹿島が積極的に前に出ます。

最近の川崎戦に見られた消極的な姿勢は見られません。

しかし10分近くになると川崎がボールを保持しゲームを支配し出します。

ただその時間をうまく乗り越えると鹿島も盛り返します。

中断での一進一退が続く拮抗した前半でした。

シュートは鹿島3本、川崎2本と両チームともに少なく決定機と呼べるものはなかったです。

それでも非常に引き締まっており時間が経つのが早く感じる前半でした。

後半も立ち上がりから鹿島ペースで進みます。

しかしその中でピンチを迎えます。

54分にレアンドロ ダミアンのスルーパスにマルシーニョが抜け出してシュートを打ちます。

これを沖がセーブしますが弾かれたボールを旗手怜央がダイレクトでシュートをしネットを揺らしました。

しかし最初のマルシーニョの飛び出しがわずかオフサイドと判定され助かりました。

そして61分についに均衡が破れます。

左サイドを何度も仕掛けていた安西がまたしても鋭い突破をします。

そこから左足で絶妙なクロスを上げるとアラーノが体ごとヘディングで狙います。

ちょうどチョン ソンリョンの手の届かないところで高くバウンドしネットを揺らしました。

運も味方したアラーノの2試合連続ゴールです。

65分に和泉から土居聖真を投入し追加点を狙います。

そして74分にピトゥカのドリブルから左の土居にパスを出します。

そして土居がカットインからヒールで落とすとピトゥカが強烈な左足のシュートを打ちます。

これはゴール右に逸れますがいい攻撃でした。

この時間帯は鹿島の追加点のチャンスはありましたが決め切れません。

すると83分に川崎のセットプレー一発にやられます。

脇坂泰斗のインスイングのFKにこのタイミングで途中出場した山村和也にヘッドで決められてしまいます。

元鹿島の山村に手痛い一発を決められました。

反撃に出たい鹿島は83分に安西から永戸勝也、85分にアラーノ、上田からアルトゥール カイキ、エヴェラウドを連続投入しますが全く形が作れません。

同点にされてからは川崎の猛攻がずっと続きます。

どうにか耐え続けますが後半アディショナルタイムの最後に力尽きます。

94分に宮城天がペナルティエリア外から豪快に無回転ミドルを決められてしまいました。

宮城をフリーにしたとはいえシュートが凄すぎました。

そしてタイムアップです。

同点にされるまでは勝ち試合でした。

しかし残り10分で同点、逆転にされてしまいました。

前半戦に行われた試合もアディショナルタイムに小林悠に決められています。

これで川崎には今季2敗です。

正直この内容でも川崎には勝てないのかという印象です。

もう相性がどうこうと言う以外に何か原因があるはずです。

必ず来年は川崎に勝利し優勝争いができるようなチーム作りをしてもらいたいです。

この試合を終えて鹿島のリーグ戦は残り8試合となりました。

首位川崎フロンターレとの勝ち点差は22に広がりましたので次節の結果次第で優勝の可能性は0になります。

またACL出場権内もギリギリのところです。

どうにか鹿島の意地が見たいです。

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