関川郁万、鹿島史上最強CBへの挑戦

鹿島アントラーズ

9月13日は関川郁万の誕生日です。

2000年生まれなので今年で22歳になります。

まだ若手ではありますがやってもらわないと困る選手です。

関川は東京都八王子市生まれで中学生の時にFC多摩ジュニアユースに所属していました。

街クラブではありますがFC多摩の平林清志監督は中学年代の育成のスペシャリストです。

近年は有望選手を次々と高校サッカー界に輩出しています。

そこで本格的にサッカーを始めると名門の流通経済大学付属柏高校に進学します。

持ち前の負けん気の強さで高校1年生からレギュラーに選出され、インターハイで準優勝し大会優秀選手に選ばれます。

さらに2年次ではインターハイで優勝、大会優秀選手に選ばれました。

そして2年次、3年次で2年連続全国高校サッカー選手権大会で準優勝を果たします。

182㎝で高い身体能力を誇り空中戦で競合いの強さ、類まれな跳躍力を武器とし高校レベルでは敵なしでした。

CBとしてはそれほど大柄ではありませんが体格の良さからもっと大きく見えます。

打点の高いヘディングを生かしたセットプレーからの得点力もあり3年生の高校選手権では3得点を決めています。

その内の1点は青森山田高校との決勝戦で32分に決めた先制ゴールでした。

右CKに頭一つ飛び抜け強烈なヘディングシュートを叩き込んでいます。

チームは負けてしまいましたが強烈なインパクトを残しました。

そんな関川に鹿島は早くから目を付けていました。

そして高校3年生となった2018年5月12日に鹿島アントラーズ入団が発表されます。

高体連に所属する選手の中でこの年最初のJリーグ内定となりました。

高校時代は無双状態もプロではすぐには活躍といきません。

ルーキーイヤーの2019年はリーグ戦出場は0に終わります。(天皇杯に1試合出場)

その後2年目の2020年に15試合と経験を積み、2021年は13試合1得点でした。

昨シーズンは試合数こそ若干減らしましたが9月以降は不動のレギュラーとなっています。

今季は4年目にして初めて年間を通してレギュラーとなった年でした。

ここまでミスもあるものの期待以上に成長している姿は頼もしいです。

経験が大事なCBの中で早くから実戦経験を積めています。

ここで関川と同じように高卒の過去のCBたちは何年目からレギュラーとなれたのかを確認してみましょう。(リーグ戦成績)

昌子源
2011年 0試合
2012年 9試合0得点
2013年 4試合0得点
2014年 34試合2得点
プラチナ世代の1人として期待されての入団です。
しかし1年目は出場0試合に終わります。
2年目の2012年にリーグ戦はデビューです。
そしてナビスコ杯決勝では左サイドバックに抜擢されます。
対戦相手の清水エスパルスのエース大前元紀を完全に封じました。
4年目は開幕戦で初ゴールを決めると全試合出場を果たします。

植田直通
2013年 0試合
2014年 20試合0得点
2015年 12試合1得点
2016年 21試合0得点
2017年 29試合3得点
大津高校から鳴り物入りで入団します。
2年目からレギュラーになれそうでなれない時期が続きます。
その中で2016年の終盤のクラブW杯、天皇杯で覚醒します。
翌2017年は出場した試合は全試合フルタイム出場でした。
またA代表にもデビューしています。
昌子とのコンビは歴代でも最高クラスでした。

町田浩樹
2016年 0試合
2017年 2試合0得点
2018年 8試合2得点
2019年 22試合1得点
2020年 21試合0得点
2021年 34試合5得点
ユースからトップ昇格をしてきます。
しかしこの時期は昌子、植田、ファン・ソッコと実力者がおり高い壁でした。
ようやく出場した2年目には膝前十字靭帯を損傷し全治6ヵ月の大怪我を負ってしまいます。
結局次の公式戦出場まで1年以上ブランクができてしまいました。
そこから復活しようやくレギュラーを掴みます。
東京オリンピックにも出場し海外移籍の足掛かりとなった年でした。

こうして見るとCBにはおおよそ同じような経験を積ませていることがわかります。

1年目はプロに慣れるため誰1人としてリーグ戦に出場できていません。

2年目から徐々に出場機会を増やしていき4、5年目で戦力になるように計算されています。

関川は3年目の後半からレギュラーになったので多少他の選手より早いです。

今季は昨年までのレギュラー格が2人も抜け意図せずディフェンスリーダーになりました。

相当なプレッシャーの中で日々もがき苦しんでいるでしょう。

いきなり大役になってしまい本人にとっては気の毒なところはあります。

今季の関川の注目点として背番号がこれまでの33番から5番に変更になりました。

これまで鹿島のCBと言えば背番号3が継承されてきています。

秋田豊、岩政大樹、昌子源とチームにタイトルをもたらす選手であり、日本代表として全員W杯に出場しています。

素晴らしい面々であり関川もその系譜から背番号3になるものだと思っていました。

しかし背番号3が空いているにもかかわらず背番号5を選択しています。

5番は高校時代の番号であり本人も思い入れがあるからのようです。

このように新しい鹿島の歴史を刻んでいくのも良いですね。

関川はまだ鹿島に入団してからタイトルを獲れていません。

唯一のチャンスであった2020年1月1日のヴィッセル神戸との天皇杯決勝はベンチで90分を終え出場機会がありませんでした。

なおさら悔しさはあったはずです。

今季の天皇杯は残り2勝で優勝できます。

今度は自身が出場してタイトルを掴んでほしいです。

そして過去の偉大なOBを越えるタイトル数を獲得していってほしいと思います。

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