12月19日は第34節セレッソ大阪戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
今年はコロナ禍で異例続きの年でした。
それもついにリーグ戦の最終節にまでたどり着きました。
フランスやオランダ、ベルギーなど打ち切りのリーグがあった中で日本はよくここまで来られました。
鹿島は公式戦6連敗スタートとどうなることかと思いましたが最低限の立ち直りを見せてくれました。
来年は今年をベースに更なる成長を見られたらと思います。
そしてリーグ奪還を目指しましょう。
今年最後の相手はセレッソ大阪です。
ACL出場権をかけた4位、5位の直接対決です。
Jリーグの年間スケジュールを決めるシステムの日程くんもやりますね。
毎年必ずと言っていいほど終盤戦に大一番が来るようになっています。
セレッソは1995年にJリーグに加盟と比較的早くからあったクラブです。
しかし2002年、2007~2009年、2015~2016年と3度もJ2に降格しているためそれほど対戦数が多いわけではありません。
これまでセレッソとのリーグ戦通算成績ですが41試合行っており、23勝4分14敗です。
得点は55、失点は38で得失点差も17プラスになっています。
勝率は約56%でありまずまずです。
公式戦全体では56試合で31勝4分21敗の勝率は約55%と同様の勝率を誇っています。
見ての通り引き分けが少なく決着がつく試合が多いのが特徴です。
過去3年間の対戦成績です。
2017年
4月8日第6節 ●0-1
8月26日第24節 ○1-0
2018年
7月25日第14節 ○2-0
10月31日第31節 ○1-0
2019年
6月14日第15節 ○2-0
10月6日第28節 ○1-0
そして今年2020年も勝利しています。
9月19日第17節 ○2-1
ここまで6連勝中と相性はいいです。
ただ全ての試合がロースコアでありかなり競った試合内容になっています。
2014年11月29日第33節のヤンマースタジアム長居で行われた試合は4-1で鹿島が勝利しました。
この試合は鹿島が優勝争い、そしてセレッソはJ1残留争いをしており両チームの差が如実に出ました。
この敗戦によりセレッソのJ2降格が決定しています。
近年ではこの試合くらいしか大量得点の入った試合はありません。
セレッソは森島寛晃、西澤明訓、香川真司、そして現在では柿谷曜一朗や清武弘嗣といった攻撃的な名選手を多く輩出しています。
そのため攻撃のイメージが強いですが今季36失点は3位タイの成績です。
守備が固くそう簡単には得点できないと思われます。
また元鹿島の豊川雄太と小池裕太のWユウタがいます。
豊川は前節の鳥栖戦で49分に負傷交代しており出場が微妙です。
小池もライバルの丸橋祐介の牙城を崩せずに4試合の途中出場しかできていません。
2人とも鹿島時代には出番の少なかった選手です。
残念ながら欠場の可能性が高いですがかつてのホームスタジアムで成長した姿を見せたかったでしょう。
鹿島サポーターとしても古巣相手にどのくらいやってくるか楽しみでした。
そして鹿島のキープレーヤーは沖悠哉、町田浩樹、上田綺世の3人です。
彼ら3人は12月17日にU-23代表候補合宿に選出されました。
来年の東京オリンピックに向けて約11ヵ月ぶりの活動となります。
特にGKの沖はこの世代で初招集です。
GKは他のポジションと違い絶対的なレギュラーがいません。
そのため来夏まで今の調子を維持できればオリンピックの正GKも見えてきます。
まずは今シーズンラストの試合を沖、町田でシャットアウトし、上田のゴールで勝利をしてもらいたいと思います。
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