ついにカシマサッカースタジアムにサポーターの声が響き渡る一戦がやってきます。
2020年になってからコロナが世界的に拡大し、特に日本では規制され続けてきました。
それがようやく段階的ではありますが声出し応援が一部座席で認められます。
ホーム、アウェイを合わせて3000席の声出しエリアが設けられ、マスクを着用した上での声出し応援が認められることとなりました。
コロナ禍後に日本スポーツ界で初めてのことです。
日常に戻るための第1歩が鹿島アントラーズの試合で行われることを嬉しく思います。
そしてこの試合は非常に重要です。
6月11日のルヴァン杯プレーオフステージ第2戦アビスパ福岡戦は必ず勝たなければいけない試合だからです。
1週間前の6月4日に行われたアウェイの第1戦を0−1で落としてしまいました。
アビスパに先制を許しその後はうまく守り切られてしまいます。
そしてこのホームアンドアウェイ方式で重要なアウェイゴールを奪うことができませんでした。
そのため2−1や3−2の1点差勝利では敗退となってしまいます。
2点差以上で勝つか、1−0で90分を勝利し延長またはPKで勝つしかありません。
鹿島にとってはルヴァン杯制覇へ早くも試練の時が訪れています。
その重要な試合でサポーターの声援を選手は力に変えて戦ってくれると信じています。
ホームのカシマサッカースタジアムで最後に通常の応援ができたのは2019年12月21日の天皇杯準決勝V・ファーレン長崎戦(○3−2)です。
約3年ぶりの雰囲気はどんなものか楽しみです。
鹿島はこれまでカシスタで公式戦を637試合戦い397勝97分143敗となっています。(6月9日現在)
もちろん最も多くの試合を行っているので勝ち数は全スタジアムの中でダントツに多いです。
また全ての国内公式戦の勝率は56.0%となっています。(747勝195分391敗)
その中でカシスタの勝率は62.3%とかなり高いです。
勝率は10試合以上開催しているスタジアムの中では6位の成績です。
以下が鹿島の勝率が高いスタジアムです。
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 75.0%(9勝1分2敗)
パナソニックスタジアム吹田 72.7%(8勝1分2敗)
ユアテックスタジアム仙台 72.2%(13勝5敗)
ベスト電器スタジアム 66.7%(10勝2分3敗)
ノエビアスタジアム神戸 63.2%(12勝3分4敗)
西に得意なスタジアムが多くなっています。
どのスタジアムも10試合を少し超えた程なのであまり参考にならないかもしれません。
その中でカシスタでは600試合以上戦いながら勝率60%を超えているのはホームでの応援があるからに違いありません。
ちなみに鹿島はコロナ禍でホームで無観客試合を3試合行いましたがいずれも敗れています。
2020年7月8日第3節北海道コンサドーレ札幌戦(●0−2)、2021年9月5日ルヴァンカップ準々決勝第2戦名古屋グランパス戦(●0−2)、2021年9月11日第28節アビスパ福岡戦(●0−3)の3試合です。
1点も取ることができず3試合で7失点して全敗です。
サポーターがいるだけでも選手には何かしらの力にはなるのでしょう。
今こそサポーターが後押しする時です。
鹿島はここ公式戦9試合連続失点中です。
上述したように福岡線は失点した場合は3得点以上で勝たなければ突破できなくなります。
いつも以上に守備の意識が大事な試合です。
まずは先制して1−0で90分を終えるか、チャンスを見て2−0にするかが理想的な展開ですね。
これまでも幾度となく逆転劇を演じてきました。
今回も必ず勝利してプライムステージに進出しましょう。
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