鹿島アントラーズとクリスマス【過去5試合の結果は】

鹿島アントラーズ

2020年のリーグ戦も終わり、Jリーグアウォーズも終わりました。

鹿島アントラーズも公式戦を終了していますので今年のサッカーは終わった気になります。

しかしまだ天皇杯が残っています。

元日の風物詩である天皇杯決勝に進むのは選手として光栄なことだと聞きます。

現役でいる限りはNHKで全国中継される試合でピッチに立ちたいですよね。

その切符をかけて12月23日に準々決勝が行われました。

順当にJ2徳島ヴォルティスとJ3ブラウブリッツ秋田が勝ち上がりました。

これで12月27日の天皇杯準決勝は川崎フロンターレvsブラウブリッツ秋田、ガンバ大阪vs徳島ヴォルティスとなりました。

勝った方が新国立競技場での決勝戦に進みます。

どのクラブが勝ち上がっても初の新国立競技場ですので楽しみですね。

純粋にどのようなサッカーをするのか中立な立場で観てみようと思います。

さて世間はクリスマスですが今年はどうしても盛り上がりに欠けます。

やはりコロナが収束しない限りは以前の生活に戻れません。

第3波の猛威は増すばかりですので気をつけて生活しないといけませんね。

そして毎年この時期にはリーグ戦は終了していますの試合があるとすれば天皇杯になります。

Jリーグ開幕後の1993~2000年までは4回戦か準々決勝が12月23日に固定されていました。

おそらく去年まで12月23日は天皇誕生日で祝日だったため集客を考慮して休日に入れたかったのではないでしょうか。

そのためクリスマスイヴまたはクリスマスに公式戦が行われること自体がありませんでした。

それが2001年からは準々決勝が12月22日~12月25日の間でランダムに組み込まれるようになりました。

それによりクリスマスに試合が開催されることもあります。

サポーターにとっては最高のクリスマスになりますね。

ただ天皇杯なのでそれまでに負けてしまえば試合はないわけでなかなかハードルは高いと言えます。

そして鹿島アントラーズはこれまでクリスマスイヴとクリスマスに5試合天皇杯が行われました。

果たして結果はどうだったのでしょうか。

2001年12月24日 天皇杯準々決勝
セレッソ大阪 ●2−4

鈴木隆行、柳沢敦のWエースがゴールを決めるも敗戦となります。
鹿島は12月2日と8日にジュビロ磐田とのチャンピオンシップで勝利しリーグ優勝をしています。
セレッソは2001年のJ1最下位でJ2降格が決まっていたので油断もあったのかもしれません。
それでもリーグ1位が最下位の16位のチームに負けるとは思いませんでした。
苦い思い出です。

2002年12月25日 天皇杯準々決勝
川崎フロンターレ ○1-0

この年はクリスマス当日が試合でした。
当時の川崎はまだJ2でこの年も4位だったため翌年もJ2が決まっていました。
前年に格下と思っていたチームに足元を救われたので64分の本山雅志のゴールでしぶとく勝ち上がりました。
そして決勝にまで進みますが京都パープルサンガにまさかの逆転負けで10冠目を逃します。

2005年12月24日 天皇杯準々決勝
大宮アルディージャ ●0−1

2005年はリーグ戦で序盤に独走し一時は2位に勝ち点差10をつける状態でした。
しかし徐々に失速し3位でリーグ優勝を逃します。
その傷がまだ癒えていなかったのかJ1でも下位の大宮に完封負けをしました。

2010年12月25日 天皇杯準々決勝
名古屋グランパス ◯2−1

7分に興梠慎三、78分に大迫勇也と若き日本人FWのゴールで勝利しました。
この試合は引退を表明していた大岩剛の最後のカシマサッカースタジアムでの試合でした。
25分に岩政大樹の負傷で急遽途中出場しましたがホームラストゲームをしっかり締めてくれました。
今年の内田篤人の引退試合と状況が似ていますね。
そして天皇杯を制し最高の花道となりました。

2016年12月24日 天皇杯準々決勝
サンフレッチェ広島 ○1-0

鹿島史上最も過密日程だった12月で約1ヵ月で9試合ありました。(CS2試合、CWC4試合、天皇杯3試合)
どれもが決勝戦のような試合ばかりであり肉体的にも精神的にもかなりの負担があったでしょう。
それに対し広島は1ヵ月以上も試合間隔が空いており圧倒的不利でしたが57分の赤﨑秀平のゴールで勝利しています。
そのままの勢いで決勝で川崎を破り19冠目を達成しました。
現在までこれが最後の国内タイトル獲得となっています。

このようにクリスマスに行われる試合は天皇杯準々決勝なので簡単な試合は1試合もありませんでした。

また2021年の天皇杯は昨年までのようにJ1・J2全クラブ出場の元の形式に戻ることが12月10日に発表されています。

1回戦(5月22日)から準々決勝(10月27日)までの日程は決定していますが準決勝、決勝の日程は国際大会の日程確定後に決まるとのことです。

そのため来年の天皇杯はクリスマスに行われる可能性もあります。

ぜひ鹿島には勝ち残ってもらいこの時期に試合を観たいですね。

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