襟付きユニフォームはタイトル獲得の吉兆【2023年鹿島アントラーズ】

鹿島アントラーズ

12月24日に鹿島アントラーズの2023年ユニフォームが発表されました。

例年この時期に新ユニフォームが発表されており今年はクリスマスイブでした。

サポーターにとって最高のクリスマスプレゼントとなっています。

デザインはクラブ史上初の縦のストライプが印象的です。

1993年のユニフォームからインスピレーションを得ているとのことで伝統も継承しておりいいのではないでしょうか。

また一番の特徴は2016年以来の襟付きとなったことです。

サポーターからは人気のある襟付きユニフォームですが鹿島ではあまり採用されていませんでした。

これまで1997年のUMBROを除き、1993年から2009年まで2年ごとにユニフォームを変更していました。

そして2010年以降は毎年デザインが変わっています。

そのため今季の2022年までで22着のユニフォームがありました。

その中で襟付きであったのは6着です。

今回はその襟付きユニフォームでどれほどのタイトルを獲っているか調べてみました。

1993年、1994年
タイトルなし

1993年のJリーグ初年度は天皇杯、チャンピオンシップと2つの決勝に進むもともに敗れます。
また1994年は第1ステージ優勝まであと1勝が足りませんでした。

1995年
タイトルなし

レオナルド、ジョルジーニョとブラジル代表がおり日本人選手も育ってきました。
しかしリーグ戦は7位、天皇杯はベスト4とタイトルには遠い1年でした。

1996年
Jリーグ優勝(初タイトル)

前年とユニフォームのデザインは同じですがこの年から胸スポンサーが入りました。
そして大混戦のリーグ戦を制し悲願の初タイトルを獲得です。
鹿島の歴史はここから始まりました。

1997年
ナビスコカップ、天皇杯優勝(初2冠)

この年だけUMBROという珍しいユニフォームでした。
リーグ戦はチャンピオンシップでジュビロ磐田に敗れるも2冠を達成します。
未だに鹿島史上最強と言われるほど完成度の高いチームでした。

2000年
Jリーグ、ナビスコカップ、天皇杯優勝(Jリーグ史上初3冠)
2001年
Jリーグ優勝(Jリーグ連覇)

年間を通じて常に強かったわけではありません。
しかし勝負所でことごとく勝利しJリーグ史上初の3冠を達成しています。
翌年も怪我人が続出したこともあり1stステージは11位と出遅れます。
しかし2ndステージで立て直すとジュビロ磐田とのチャンピオンシップでここ1番の強さを見せました。
CS第2戦のVゴールで優勝を決めた小笠原満男の直接FKは忘れられません。

2002年
ナビスコカップ優勝
2003年
タイトルなし

2002年からNIKEのユニフォームが始まります。
カップ戦を制し、天皇杯は準優勝でした。
10冠を懸けて挑んだ2003年ナビスコカップ決勝では浦和レッズに0−4と惨敗します。
この年から4年連続無冠となってしまいました。

2016年
Jリーグ、天皇杯優勝

襟付きユニフォームはこの年が最後です。
Jリーグの年間勝ち点3位からCS準決勝で川崎フロンターレ、決勝で浦和レッズを撃破します。
その勢いのまま天皇杯も優勝しました。
クラブW杯でも着用しており広く知れ渡っているモデルです。

鹿島の総タイトルは20個です。

その内の半分の10個のタイトルを襟付きユニフォームで獲得しています。

期間で言うとJリーグ開幕以降、襟付きは10年間、襟なしは20年間でした。

10年で10個なので平均すると1年に1個タイトルを獲れています。

非常に縁起の良いユニフォームです。

そのため襟付きはサポーターに好意的な印象が付いたのではないでしょうか。

どんなユニフォームであれタイトルを獲ればカッコよく見え記憶に残るものです。

ぜひ来季は7代目の襟付きユニフォームで新たな歴史を築いてほしいと思います。

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