アルトゥール・カイキ、逆転でリーグ得点王へ【過去クラブシーズン最多得点者は】

鹿島アントラーズ

J1リーグ第28節鹿島アントラーズvs浦和レッズでアルトゥール カイキが2ゴールを決めてくれました。

1点目は打点の高いヘディング、2点目はドリブルから右足での得点と自身の特徴が出た2ゴールでした。

これで今季初の1試合2得点でリーグ戦8得点になりました。

カイキは5月21日に行われた第14節のアウェイ浦和戦でも1ゴールを決めています。

これで昨季に加入したカイキは浦和戦に通算3試合出場で3得点です。

出場時間は215分であり90分平均得点は1.26です。

今までは浦和戦で土居聖真が公式戦23試合出場で4得点がトップスコアラーでした。

来季には早くも抜きそうなほど浦和キラーぶりを発揮しています。

そして今季のクラブでは10得点の上田綺世に次ぐ得点源となっています。

その上田はベルギーに移籍しているため得点の上積みはありません。

鹿島の残りのリーグ戦は6試合です。

カイキは序盤の5試合を欠場していながら得点数を伸ばしてきました。

残り試合も出場すれば今季のチーム最多得点王になる可能性は高そうです。

ここで2009年以降の鹿島での年間リーグ最多得点者を振り返ってみようと思います。

2009 マルキーニョス 13点(全体8位)

2010 マルキーニョス 11点(全体11位)

2011 田代有三 12点(全体11位)

2012 興梠慎三 11点(全体9位)

2013 大迫勇也 19点(全体5位)

2014 遠藤康、ダヴィ 10点(全体13位)

2015 カイオ 10点(全体11位)

2016 金崎夢生 10点(全体16位)

2017 金崎夢生 12点(全体5位)

2018 鈴木優磨 11点(全体10位)

2019 セルジーニョ 12点(全体8位)

2020年 エヴェラウド 18得点(全体2位)

2021年 上田綺世14得点(全体4位)

鹿島は伝統的に1人の選手が得点を量産することはありません。

2013年の大迫と2020年のエヴェラウドを除くと二桁得点を超えるのがギリギリです。

おそらくカイキも伸ばせて12、13点ほどではないでしょうか。

しかし今季はその得点数でももしかしたら得点王になれるかもしれません。

現在カイキは8得点で得点ランキング8位タイですがトップは10得点です。

10得点が3人、9得点が4人、8得点が5人と大混戦になっています。

終盤戦になってもゴールを量産する選手はおらず誰が得点王になってもおかしくありません。

これまでJ1最少得点数で得点王になったのは2019年の仲川輝人とマルコス ジュニオール(ともに横浜F・マリノス)の15得点でした。

今季はそれを下回る可能性が高いのでカイキにもチャンスはありそうです。

しかも鹿島の残りの対戦相手は全て中位から下位のクラブばかりです。

失点数ワースト3の45失点のジュビロ磐田、42失点のガンバ大阪、41失点の清水エスパルスの全てのクラブとの対戦を残しています。

これはもしかしたら逆転での得点王も狙えるかもしれません。

また鈴木優磨も7得点ですぐ下に控えています。

得点王になればクラブの歴史に名を残すことになります。

これまで20冠の鹿島アントラーズですが得点王は2008年のマルキーニョスただ1人しか出ていません。

2人目の得点王誕生に向けて残り試合でゴールを量産して欲しいです。

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