6月26日の第18節名古屋グランパス戦では前半20分に上田綺世がボレーシュートを決めるもVARで直前にハンドを取られノーゴールとなります。
流れるような連携からのゴールだったのでショックが大きい取り消しでした。
その後は気持ちを切り替え先制するも後半に失速し1−1の引き分けに終わります。
前半は流れが良かったのであそこで決まっていれば勝利できた可能性が高くなったでしょう。
残念な判定でした。
確かにスローで見ると胸トラップしたボールが左腕に当たっているようにも思います。
しかしカメラのアングルが悪くVARで見てもはっきりしたところはわかりません。
上田を含め鹿島の選手の抗議を見ると当たっていないように感じます。
私は鹿島サポーターなので納得はいきませんが、平等に見てもハンドという人もいればハンドでないという人もいるような微妙なシーンでした。
最終的には審判がオンフィールドレビューで判断をしました。
審判も人間なので人によって違ったジャッジになってしまいます。
サポーターにとってはいい気はしませんがそれ含めてのサッカーなので納得するしかありません。
ただその中でもクラブにとって相性のいい審判もいれば悪い審判も出てきます。
鹿島はどちらかというと判定に泣かされてきた印象の方が強いです。
どんな審判の時に鹿島は勝率が良かったか、また悪かったかを調べてみました。
鹿島アントラーズの全リーグ戦の通算勝率は55.4%なのでこれを基準にお考えください。
数試合ではあまり参考にならないので25試合以上公式戦を担当した審判に絞っています。(※は現役、6月27日現在)
太田潔
勝率66.7%(20勝3分7敗)
高山啓義※
勝率65.5%(19勝3分7敗)
扇谷健司
勝率63.9%(23勝4分9敗)
レズリー モットラム
勝率63.3%(19勝6分5敗)
佐藤隆治※
勝率63.2%(24勝8分6敗)
山本雄大※
勝率60.0%(15勝5分5敗)
東城穣
勝率59.5%(25勝7分10敗)
上川徹
勝率56.8%(21勝5分11敗)
西村雄一※
勝率56.5%(39勝12分18敗)
飯田淳平※
勝率54.8%(23勝11分8敗)
松尾一※
勝率53.7%(29勝11分14敗)
松村和彦
勝率51.6%(16勝4分11敗)
岡田正義
勝率50.7%(37勝16分20敗)
今村義朗※
勝率50.0%(14勝6分8敗)
村上伸次※
勝率49.1%(27勝10分18敗)
木村博之※
勝率48.6%(18勝6分13敗)
吉田寿光
勝率44.6%(25勝10分21敗)
片山義継
勝率44.0%(11勝3分11敗)
家本政明
勝率43.8%(14勝11分7敗)
柏原丈二
勝率39.3%(11勝9分8敗)
以上のような結果となりました。
ちなみに上述の名古屋戦の主審は山本雄大でした。
通算勝率は60%と相性は良い方です。
そして相性の悪かった主審たちは引退している方が多いです。
最近ではDAZNのJリーグジャッジリプレイに出演している家本政明にも相当不満はありましたがやはり成績に出ていました。
最も鹿島サポーターにとって恨まれているのは村上伸次です。
2017年の最終節となる第34節ジュビロ磐田戦で担当になります。
鹿島は勝てばリーグ連覇という大一番でした。
その試合で44分にCKから植田直通がヘディングでネットを揺らします。
しかしその前の競り合いで「昌子か植田のどっちか」という曖昧な判定でファールを取りゴールを取り消されます。
鹿島は最後までリズムを取り戻せずスコアレスドローで優勝を逃すことになりました。
この出来事は一生忘れることができません。
サポーターはできれば偏見を持たずに試合に臨みたいですがこのようなことがあると記憶に残ってしまいます。
今季はリーグ優勝に手が届きそうな大事なシーズンです。
どのような判定にも負けず勝利を目指してほしいです。
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