5月14日はJ1リーグ第13節名古屋グランパス戦が国立競技場で行われます。
この試合はJリーグ30周年記念スペシャルマッチとしての開催です。
会場もホームの県立カシマサッカースタジアムではなく国立競技場での開催になります。
1993年にJリーグ開幕戦が行われた舞台です。
Jリーグは1993年5月15日にヴェルディ川崎vs横浜マリノスの当時の黄金カードで開幕をしました。
その後30年の歴史を経て今があります。
今回は鹿島アントラーズと名古屋グランパスというオリジナル10のクラブが記念試合に選ばれました。
両クラブのJリーグ開幕戦と同じカードになりました。
20冠の鹿島と4冠の名古屋という歴史を築いてきたクラブの対戦です。
そしてまだ少し先ではありますが、続々とイベントが発表されています。
5月1日~5月15日には渋谷駅周辺に大型広告が掲出されます。
キックオフ前にはRADWIMPSのライブパフォーマンスがあったりと彩りを添えてくれるようです。
そんな中4月26日に当日大型ビジョンで放映予定の特別映像が公開されました。
30秒のショートバージョンでしたが見応えは十分です。
この映像の中で7つのゴールが紹介されていましたので振り返ります。
0:04〜0:07
1993年5月16日サントリーシリーズ第1節 名古屋グランパスエイト
30分 ジーコ
当時のジーコは40歳でしたが技術は衰えていませんでした。
得意の直接FKでゴールを決めています。
この試合でJリーグ第1号となるハットトリックを達成です。
開幕戦の快勝でまさに伝説の始まりとなりました。
0:07〜0:11
1995年11月1日NICOSシリーズ第19節 横浜フリューゲルス
83分 レオナルド
現役ブラジル代表が見せたワールドクラスの衝撃でした。
5回のリフティングでディフェンダーを振り切った後に豪快にネットに突き刺しています。
このゴールは2013年のJリーグ20周年企画Jクロニクルベストでベストゴール第1位に選出されています。
0:11〜0:13
2001年12月8日Jリーグチャンピオンシップ第2戦 ジュビロ磐田
100分 小笠原満男
リーグ優勝を決める頂上決戦で小笠原の右足が勝負を決めました。
スコアレスドローで延長に入ります。
痺れるような展開の中で優勝を決める直接FKでした。
Vゴールでの優勝決定という劇的な展開はもう2度と見られないかもしれません。
0:15〜0:17
2014年8月16日第20節 ヴァンフォーレ甲府
1分 柴崎岳
開始20秒足らずで柴崎のスーパーゴールが飛び出しました。
競り合いからのこぼれ球を拾うと迷わず右足を振り抜きます。
目の覚めるような無回転のロングシュートは相手GKも触ることはできませんでした。
0:19〜0:22
2019年8月10日第22節 横浜F・マリノス
87分 上田綺世
今や日本代表になった上田綺世のプロ初ゴールです。
同点の場面で73分に途中出場します。
すると土居聖真の落としをダイレクトで蹴り込みました。
0:22〜0:24
2022年7月6日第20節 セレッソ大阪
52分 鈴木優磨
広瀬陸斗の高精度のクロスに鈴木が胸トラップから左足で素早くシュートを打ちます。
綺麗に逆サイドのネットを揺らしました。
流れるような展開でのゴールです。
0:24〜0:26
2023年4月5日ルヴァン杯GS第3節 アビスパ福岡
32分 荒木遼太郎
ゴール前の狭いスペースでも高いテクニックを披露します。
ドリブルで相手DF陣を切り裂くと右足で力強く振り抜きます。
ホームで長く勝てていなかったチームに勝利をもたらしました。
どのゴールも鹿島の歴史を象徴するものです。
他にも素晴らしいゴールは沢山あり完成版の映像では更なる興奮が待っているでしょう。
もう気持ちの高まりは抑えられません。
今季の名古屋は好調で優勝争いに絡んでいます。
この鹿島との記念試合には首位に付ける可能性もあります。
鹿島もこの試合までに順位を上げ上位対決でこの試合を迎えたいです。
記念試合に相応しい好ゲームを期待しています。
そして何より勝利をしたいです。
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