第14節FC東京戦を振り返って【判定に泣き6試合連続完封勝利を逃す】

鹿島アントラーズ

5月20日は第14節FC東京戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は1−1の引き分けです。

鹿島アントラーズは前節までクラブ歴代4度目の5試合連続完封中でした。

ついに失点を許し記録は途絶えるとともに連勝もストップです。

残念ながらクラブ新記録の6試合連続完封はなりませんでした。

まずは試合を振り返っていきたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK29 早川友基
DF22 広瀬陸斗
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
FW30 名古新太郎
FW33 仲間隼斗
FW37 垣田裕暉
FW40 鈴木優磨

前節の名古屋グランパス戦と全く同じスタメンです。

名古屋相手に完勝できたいいイメージを持って試合に臨みます。

そして開始27秒でいきなり決定機を演出します。

広瀬からのロングボールを垣田が収め左の仲間にパスを出します。

仲間の左足でのクロスに垣田がヘディングで合わせるもGKヤクブ スウォビィクに止められてしまいました。

その後も鹿島は積極的に前に出ていきます。

6分に早くも先制に成功です。

左サイドで樋口が絶妙なキックフェイントから安西にボールが出ます。

安西はダイレクトで正確なクロスを上げると垣田がフリーでヘディングシュートを放ちネットを揺らしました。

相手DF木本恭生のマークをうまく剥がして駆け引きを制しました。

垣田はカシマサッカースタジアムでの初ゴールを記録です。

その後も鹿島はテンポよくボールを回していきます。

24分には左サイドで起点を作りピトゥカが低いクロスを上げます。

相手DFがどうにか足を出してクリアを試みますがボールは名古の前にこぼれてきます。

名古は強烈なミドルシュートを放ちますがDFに体でブロックをされてしまいました。

すると直後の25分に安部柊斗がペナルティエリア内に浮き球を送ります。

これに反応したディエゴ オリヴェイラが関川と接触し倒れます。

主審の谷本涼は迷わずPKを下します。

ただスロー映像で見ても関川はそれほど強く押したようにも見えません。

VARのオンフィールドレビューもなく鹿島にとってかなり不利な判定となってしまいました。

そして28分にこのPKをディエゴ オリヴェイラに右隅に決められ追いつかれます。

鹿島は6試合ぶりに失点を喫しました。

その後はお互いにロングボール主体となりゴール前に入り込むプレーが減っていきます。

球際の接触が多くあるものの微妙な判定が多くフラストレーションが溜まる展開となります。

そのためペースを乱されこのまま前半は終了です。

後半も両チームともに攻め切れない展開が続きます。

そこで56分に名古、仲間から佐野海舟、土居聖真へ2枚替えです。

さらに64分には垣田から知念慶、75分には広瀬、樋口から常本佳吾、アルトゥール カイキと5枚全てを使い切り得点を狙います。

そして78分にロングボールを知念が競り勝ち鈴木の足元に渡ります。

鈴木のパスを再度知念が受けると右足でシュート気味のクロスを上げます。

ヤクブ スウォビィクにはじかれCKとなりますが久々にゴールを脅かしました。

この時間帯からFC東京のファウルが多く相手はイエローカードが連発し出します。

それでも辛抱強く戦い続けます。

84分にはFC東京のCKから塚川孝輝のボレーシュートがポストに助けられ九死に一生得ました。

直後の86分に鹿島も反撃です。

ピトゥカの浮き球のパスを知念が体の強さを活かしたポストプレーを見せ胸で落とします。

これを鈴木が左足でダイレクトで狙うもGKに阻まれます。

最後まで勝ち越しを狙う姿勢は見せましたが悔しいドロー決着です。

試合後両チームのサポーターから審判団にブーイングがあり全てを物語っている内容でした。

この結果を審判のレフェリングのせいにすることはできません。

ただあまりに酷く文句も言いたくなるものでした。

それでもこれを言い訳にせず強く勝ち進めるチーム作りをしていきたいです。

ついに無失点記録は途絶えてしまいました。

いつかは記録は止まるものです。

首位のヴィッセル神戸も引き分け勝ち点差は広がりませんでした。

これを前向きに捉え次のサガン鳥栖には必ず勝利してもらいましょう。

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