2月25日は第2節川崎フロンターレ戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。
鹿島アントラーズの今季ホーム開幕戦です。
結果は1−2での逆転負けとなりました。
またしても川崎に勝てませんでした。
まずは試合を振り返っていきたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF25 佐野海舟
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF15 藤井智也
FW40 鈴木優磨
FW13 知念慶
鹿島は京都サンガF.C.との開幕戦と同じスタメンで同じ4-3-3を採用します。
そして勢いそのままに開始5分で先制に成功です。
植田から左に流れた鈴木にパスが出ます。
その鈴木はゴール前に柔らかいクロスを上げます。
これを知念が首の強さを活かしたヘディングシュートを決め幸先の良いスタートとなりました。
その後は川崎が徐々に圧力をかけてきます。
10分には脇坂泰斗のアウトスイングのCKにジョアン シミッチが頭で合わせますが知念が頭でクリアをしました。
これ以降は川崎が中盤でボールを保持します。
しかし鹿島は連動した守備で相手に何もさせません。
ボール支配率は前半だけでも鹿島29%、川崎71%でした。
ただボールを持たせている印象が強かったです。
うまく時間を使いうまく前半を1-0でリードして終わらせます。
後半も同じような展開で時間が過ぎていきました。
しかし鹿島も反撃に出ます。
53分に鈴木のドリブルからのスルーパスに藤井が抜け出します。
橘田健人のブロックに遭いシュートは打ち切れませんでしたがいいシーンを作り出しました。
そしてこのプレーで得たCKからもチャンスを作ります。
樋口のアウトスイングのボールに関川が打点の高いヘディングシュートを打ちます。
完璧に捕らえてはいましたがチョン ソンリョンのセーブに阻まれ追加点はなりません。
58分に接触プレーで痛めた藤井から松村優太に交代です。
68分には樋口、知念から仲間隼斗、荒木 遼太郎と2枚替えをします。
しかし70分を過ぎたあたりから川崎のエンジンがかかってきたような気がしました。
交代で下がった樋口、知念もベンチ前まで出てきて戦況を見つめていました。
その中で83分に仲間が最終ラインの裏に抜けようとしたところを山村和也が手で止めに入ります。
当初はただのファウルかと思いましたがVARが介入します。
オンフィールドレビューの結果、DOGSOが適用され山村はレッドカードで退場です。
VARがなければ退場はなかったでしょう。
これでますます鹿島が有利になりました。
86分に鈴木から垣田裕暉に交代です。
いよいよ勝利に向けて数分となった89分に失点をしてしまいます。
瀬古樹のインスイングのCKを垣田が先に触るもクリアしきれません。
大南拓磨が頭で折り返し、家長昭博がバイシクルシュートを打つと最後は途中出場の山田新に押し込まれてしまいます。
そして最後まで川崎が攻め立ててきます。
95分に右サイドからのクロスに早川が出ますがパンチングができません。
中で遠野大弥がシュートを打つも関川が体でブロックします。
その跳ね返りが橘田のもとにこぼれ、再度シュートを打たれます。
今度は荒木が身を挺してブロックしゴールを割らせません。
しかし荒木の左肩付近に当たったプレーはVARの結果PKとされます。
さらに荒木はレッドカードで退場となりました。
そしてPKのキッカーは家長です。
左に緩いボールを蹴りますが早川が横っ飛びでゴールを割らせません。
九死に一生を得たプレーでした。
しかしプレーが切れたタイミングでまたしてもVARが介入します。
早川の足がゴールラインから離れていたとのことでPKはやり直しとなります。
2回目のPKは家長に左上にきっちり決められ逆転されます。
このゴールは101分になっていました。
そして1-2で試合終了となります。
またしても川崎に勝てませんでした。
これで川崎戦は直近15試合で4分11敗と全く結果が出ていません。
この試合は85分頃までは勝ち試合でした。
でも勝てませんでした。
VARに納得できないところはあります。
ただ京都戦同様に早い時間帯に先制し自分たちのゲームにできたはずです。
追加点を取るか、きっちり守り切るかができないとこのような結果になってしまいます。
本当に悔しい敗戦です。
残り32試合、この試合から得られたものを必ず活かしてほしいです。
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