鹿島アントラーズは暗黒時代を乗り越えてその先へ

鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズの2021年シーズンは無冠に終わりました。

これで2017年から国内タイトルは5年連続の無冠です。

2018年に20冠目となるACLを獲得しましたがそれを含めても3年連続の無冠となっています。

これまでは2003年~2006年の4年連続の無冠がクラブワースト記録です。

しかし以前の暗黒期はここを乗り越えると一気に黄金時代に突入しています。

2007年~2009年はリーグ3連覇、2007年、2010年は天皇杯、そして2011年、2012年はナビスコ杯連覇です。

国内タイトルを6年連続(7個)で獲得したのはJリーグ史上鹿島アントラーズのみです。

このように黄金期を迎えることができた要因は何だったのでしょうか。

まずは一貫したクラブの理念があると思います。

成績不振があった時期も監督を代えることなく信じてきました。

2000年~2005年をトニーニョ・セレーゾ、2006年をパウロ・アウトゥオリ監督に託しました。

そして2007年から2011年をオズワルド・オリヴェイラと長期政権が目立ちます。

そうしたことで監督がやりたいサッカーが浸透し結果が出ることで自信も付くという好循環が生まれています。

その中で加入した選手がしっかり成長してくれました。

当時は日本代表の主力クラスでないと海外移籍をする時代ではありませんでした。

また鹿島は国内の他クラブに選手を取られるようなチームでないことも良かったと思います。

無冠時代に加入し黄金時代に主力となった選手は以下の通りです。

2003年
大岩剛(ジュビロ磐田)

2004年
増田誓志(鵬翔高校)
岩政大樹(東京学芸大学)
新井場徹(ガンバ大阪)

2005年
興梠慎三(鵬翔高校)
田代有三(福岡大学)

2006年
内田篤人(清水東高校)

ルーキー組と移籍組がうまくマッチして好成績を収めることができました。

鈴木満の一貫したチーム作りで鹿島に合う選手をうまく獲得でき成長した結果です。

そして現在ですが時代の移り変わりにより強化が難しくなっています。

まず鈴木満やジーコも高齢化で来季からチーム強化の一線から退きます。

それに合わせてこれまでのブラジル路線からヨーロッパ路線へと大きく舵を切ることになりました。

これまでクラブ創立30年間日本人、韓国人以外は監督、スタッフ、選手と全てブラジル人で編成しています。

ジーコの影響でこれまではうまくいっていましたが、ここ数年のサッカー界の変化に限界を感じたのでしょう。

監督、コーチ陣を大きく欧州スタイルに切り換えてきました。

まだ欧州の選手の獲得はないですが加入は時間の問題と思われます。

さらに若手の選手が成長しようやく主力になるタイミングで海外移籍をしてしまいます。

15年前なら鹿島でプレーし活躍を見込めた選手たちです。

以下がここ5年で海外移籍をしてしまった選手です。

2017年
柴崎岳(CDテネリフェ)

2018年夏
植田直通(セルクル・ブルージュ)

2019年
昌子源(トゥールーズFC)

2019年夏
安西幸輝(ポルティモネンセSC)※2021年夏に復帰
鈴木優磨(シント=トロイデン)
安部裕葵(バルセロナB)

今が年齢的に20代半ばから後半とサッカー選手として一番いい時期です。

彼らが今も所属していたなら川崎フロンターレと互角以上の戦いができるでしょう。

さらに主力になった町田浩樹、上田綺世、三竿健斗、荒木遼太郎も海外に狙われていると報道があります。

これからどうなってしまうのでしょうか。

チームコンセプトも選手も継続できておらず不安面は多々あります。

鹿島アントラーズは都心部にあるクラブではないのでタイトルを獲り続けないと集客面で厳しいと思います。

クラブ存続のため勝利は必須です。

いつの時代も鹿島は鹿島であり続けるためどんな苦境であっても勝ち続けてほしいものです。

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