3月8日にレネ・ヴァイラー監督のチーム合流スケジュールが発表されました。
3月11日に入国し、チーム合流は3月15日とのことです。
3月1日より入国後の自宅等待機期間が3日間になっており早く合流できてよかったです。
順調にいけば3月19日の第5節湘南ベルマーレ戦から指揮を執るようです。
前節で岩政大樹コーチが監督代行として最後の試合だと言われていました。
しかし第4節ヴィッセル神戸、ルヴァン杯第1節大分トリニータの2試合を続投します。
おそらく監督はクラブと綿密にやりとりをしていると思います。
その中で監督のやりたいサッカーをある程度は岩政コーチが指導し実践してきたはずです。
気になるのはシステムです。
これまでレネ・ヴァイラー監督は4−2−3−1か4−1−4−1を採用してきました。
またショートカウンターを主体に組み立てるサッカーを好んでいたようです。
現役時代はDFの選手であり、2019-2020シーズンははエジプト1部のアル・アハリで鉄壁の守備を誇る最強クラブを作り上げました。
今の鹿島アントラーズの特徴とは少し違うようでこのまま行くのか、監督の好みに変えてくるのかが注目です。
来日から試合まで直接指導する期間は短いですが、まずは初戦の結果は重要になります。
やはり最初に結果が出れば自然と内容も良くなり好循環が生まれます。
どうにか勝利をもぎ取りたいです。
レネ・ヴァイラーは鹿島史上13人目の監督です。
これまでの12人はリーグ戦の初陣でどんな結果であったのでしょうか。
さらに2人の監督代行もいましたので合計14人の結果を振り返ってみます。
宮本征勝
1993年5月16日サントリーシリーズ第1節名古屋グランパスエイト ○5−0
エドゥー
1994年8月10日NICOSシリーズ第1節ジュビロ磐田 ●2−2(PK2−4)
ジョアン・カルロス
1996年3月16日第1節清水エスパルス ○4−1
関塚隆(監督代行)
1998年5月9日1stステージ第12節ヴェルディ川崎 ○3−1
ゼ・マリオ
1998年8月22日2ndステージ第1節ジェフユナイテッド市原 ○3−1
ジーコ(監督代行)
1999年8月28日2ndステージ第5節ジュビロ磐田 ○4−0
トニーニョ・セレーゾ
2000年3月11日1stステージ第1節名古屋グランパスエイト ○1−0
パウロ・アウトゥオリ
2006年3月5日第1節サンフレッチェ広島 ○4−3
オズワルド・オリヴェイラ
2007年3月3日第1節川崎フロンターレ ●0−1
ジョルジーニョ
2012年3月10日第1節ベガルタ仙台 ●0−1
石井正忠
2015年7月25日2ndステージ第4節FC東京 ○2−1
大岩剛
2017年6月4日第14節サンフレッチェ広島 ○3−1
ザーゴ
2020年2月23日第1節サンフレッチェ広島 ●0−3
相馬直樹
2021年4月17日徳島ヴォルティス ○1−0
これまで14試合を10勝4敗(PK負け1試合)となっていました。
比較的結果は出ています。
選手たちも新監督になりモチベーションが高くプレーできているのでしょう。
おそらく初戦は戦術がどうのこうのというより気持ちの面が大きいような気がします。
レネ・ヴァイラー監督の初戦はどんな結果になるのか今から楽しみですね。
残り2試合を岩政コーチは連勝しレネ監督に引き継ぎたいです。

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