3月4日は第3節横浜FC戦がニッパツ三ツ沢球技場で行われました。
結果は3−1の勝利です。
前節の川崎フロンターレ戦での敗戦を引きずることなくきっちり勝利を挙げることができました。
まずは試合を振り返っていきたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF25 佐野海舟
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF15 藤井智也
FW40 鈴木優磨
FW13 知念慶
これで開幕からリーグ戦3試合連続で同じスタメンとなりました。
鹿島はこの試合、序盤からプレスが早く相手陣内でボールを繋ぐ時間が多かったです。
そしてこれまでの2試合同様に9分という早い時間に先制に成功します。
安西の左サイドからのクロスが流れ、右サイドで激しい球際の争いが繰り広げられます。
そこから樋口のパスに藤井が自慢のスピードで抜け出します。
GKと1対1になり冷静に流し込みました。
藤井の移籍後初ゴールで早々と先制です。
15分にはゴール前のいい位置で直接FKを獲得します。
樋口のキックは壁を越えていいコースでしたが惜しくも枠の左に外れてしまいました。
その後も鹿島のペースで試合を進めていきます。
しかし24分に右サイドのスローインから山根永遠にペナルティエリア内に侵入され安西が後ろから倒してしまいます。
軽く触っただけのように見えましたが判定はPKとなってしまいました。
このPKを小川航基がタイミングをずらし左隅に流し込みます。
これで1-1の同点とされました。
失点により鹿島のバランスが崩れ横浜FCペースに持っていかれます。
ただその時間は短くすぐに自分たちのペースに持ち直します。
そして38分に相手を突き放すゴールが生まれました。
CBの植田からの1本のパスで右サイドの常本がうまく相手DFの前に出ます。
最後はGKを引きつけて横の鈴木にパスを出します。
これを鈴木は流し込むだけでした。
当初はオウンゴールとアナウンスされましたが鈴木のゴールとなり一安心です。
前半はこのまま2-1とリードして折り返します。
後半の鹿島はフォーメーションを変更です。
これまでずっと4-3-3でしたが4-4-2とし藤井を得意の左サイドに配置します。
そして監督の思惑通りに左から多くのチャンスが演出されます。
53分には藤井がカットインから右足で強烈なシュートを放ちますが相手DFに当たりCKとなってしまいます。
さらに55分には早川のロングフィードを鈴木が競ると樋口にボールは渡ります。
樋口のクロスは相手DFに触られますが逆サイドでフリーの藤井に渡り豪快なシュートでネットを揺らしました。
しかしVARチェックの結果、わずか樋口がオフサイドとなりゴールは認められません。
その後も65分に右から佐野の折り返しをピトゥカが左足で決定的なシュートを放ちますが枠の左に外れてしまいました。
69分にも中央から佐野が相手を切り返し左足でシュートも枠を越えて得点はなりません。
それでも鹿島のペースは続き相手には何もさせません。
69分に樋口から土居聖真に交代です。
79分には藤井、佐野、知念からアルトゥール カイキ、仲間隼斗、染野唯月と一気に3枚替えをします。
この試合ではうまく交代選手を使いながら全体の強度は落ちませんでした。
89分にはピトゥカがペナルティエリア手前から左足で巻いたシュートを放ちますが惜しくもポストに当たってしまいます。
94分に鈴木から広瀬陸斗に最後の交代が行われ試合を終わらせるかと思われます。
しかしその直後の96分に左サイドでパスが繋がり安西がマイナスのクロスを入れます。
中でカイキが狙いすましたシュートは右ポストに直撃し跳ね返ったボールは相手GKに当たってゴールへ吸い込まれます。
攻め続けた90分でようやく3点目が入りました。
これで勝負ありとなり3-1で勝利です。
岩政大樹監督になりベストゲームだったのではないでしょうか。
まずは連敗しなかったことで一安心です。
守備では危ないシーンはほとんど作らせませんでした。
そして攻撃では選手が連動し次々と手を繰り出しました。
これまではチャンス自体を作ることができておらず改善が見られました。
この内容ではもっと得点できましたがそれは次に期待したいです。
まだ1試合ですが非常に内容、結果ともに満足できる試合でした。
このサッカーを続け連勝を伸ばしていきたいです。
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