2021年9月5日はルヴァンカップ準々決勝第2戦名古屋グランパス戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は0−2の敗戦です。
公式戦6試合ぶりのホームゲームとなり準決勝進出のためには最低2ゴールが必要な試合でした。
序盤から攻撃を仕掛けましたが無観客試合の影響があったのかツキにも見放され1点が遠かったです。
これで2戦合計0−4となり今年のルヴァン杯はベスト8で敗退となりました。
まずは試合を振り返っていきます。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK31 沖悠哉
DF32 常本佳吾
DF23 林尚輝
DF39 犬飼智也
DF14 永戸勝也
MF20 三竿健斗
MF21 ディエゴ ピトゥカ
MF13 荒木遼太郎
MF11 和泉竜司
FW8 土居聖真
FW18 上田綺世
最初から2トップでいくかと思いましたがいつものフォーメーションでした。
失点のリスクを考えてのことだと思います。
ただ選手たちは攻撃の意識が高く得点へのこだわりが見えます。
いきなり4分に荒木の左FKに三竿がヘディングシュートを放ちます。
うまくミートせずに強いシュートにはなりません。
その後名古屋の時間もありますが10分頃から鹿島が主導権を握ります。
15分に押し込んだ状況から三竿の縦パスに荒木がうまくターンをしゴールに向かいます。
そして迷わず右足でミドルシュートを打ちますが右ポストを叩いてしまいます。
さらに16分にもピトゥカの柔らかいパスに和泉が抜け出します。
シュートを打つかと思いましたが折り返すと永戸が右足で狙います。
しかしランゲラックにセーブされてしまいます。
結果論ですがこの2本の内どちらかが決まっていれば違った展開になったかもしれません。
いい時間帯でしたが得点できずもどかしかったです。
すると18分に柿谷曜一朗がランゲラックと味方同士で接触し負傷します。
この中断で流れが変わってしまいました。
22分に右サイドのマテウスにロングボールが通ります。
タメを作り折り返すと稲垣祥にミドルシュートを決められました。
DFに当たりコースが変わってしまい不運な失点でした。
それで4点が必要になり浮足だったのかチャンスがあまり作れなくなります。
ようやく前半アディショナルタイムの46分に土居の前線への浮き球のパスに上田がトラップからシュートを狙いますがバーを越えてしまいます。
後半はもう攻めるしかなくなります。
そこで後半開始から林、和泉に代えて遠藤康、エヴェラウドを入れて攻撃の枚数を増やします。
54分に荒木の横パスにフリーのエヴェラウドがシュートを打ちますが左に逸れます。
今季はこのようなシーンでエヴェラウドがことごとく決め切ることができません。
すると直後に痛恨の失点を喫します。
57分に右サイドを前田直輝に抜け出されてしまいます。
そして折り返しをシュヴィルツォクがワントラップから落ち着いてネットを揺らします。
しかもこの時追いかけた犬飼が負傷します。
60分にその犬飼に代えて安西幸輝を投入です。
致命的とも言える失点でしたが最後までゴールを目指す姿勢は見せてくれます。
69分に荒木からエヴェラウドに繋ぎ最後は遠藤の左足のシュートもランゲラックの正面です。
71分に土居からアルトゥール カイキに交代します。
72分にはDFラインからダイレクトパスが流れるように繋がり荒木から中央の上田にボールが出ます。
これを上田が強烈なシュートを打ちますがバーに弾かれます。
最後のチャンスは83分に中央からカイキがロングシュートを放ちますがランゲラックに防がれます。
このままスコアは変わらず0−2で敗れました。
鹿島は多くの決定機を決められず、名古屋は少ない決定機を決めてきました。
この2試合で荒木のシュートは2本ポストに当たり上田もバーに1本当てています。
そして名古屋は2試合連続でゴールを決めた稲垣のシュートは2本ともDFに当たりコースが変わっています。
これもサッカーと言えばそれまでですが無観客試合になったことも含め運はありませんでした。
もう終わったことは仕方ありませんがこれで今季のタイトルを1つ失いました。
残されたタイトルはリーグ戦と天皇杯です。
現実的には天皇杯1つとなりました。
これ以上タイトルを逃し続けるわけにはいきません。
優勝する鹿島アントラーズが見たいです。
そのためにもまた週末から始まるリーグ戦でいい結果を期待しています。
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